「フェアリーテイル」少女はある日から心の底から笑えなくなりました

笑えない日々その２６ ページ29

「続きまして、

フェアリーテイル、ルーシィ・ハートフィリアVS

レイヴンテイル、フレア・コロナ！！」

…フェアリーテイル

貴「…ルーシィ」

ス「…見たくなかったら、

いつでも席を外せばいいから」

貴「ありがとう、でも大丈夫。」

でも…

貴「７年の差は大きい。果たしてどうなるかな？」

ス「７年の差なら、お前もあるぜ？」

貴「ｸｽｯ私は大丈夫だよ。仲間とかさ…？

そんなバカみたいな事ばっかり言わないし」

ス「まあ、お前は強えもんな！」

貴「当たり前だよ」

フ「金髪〜」

ス「俺の事じゃないと分かりながらも、

金髪と言われると反応してしまう」←

貴「どんまい」

もういいスティング無視しとこ←

「それでは…開始！」

ル「金牛宮の扉！タウロス！」

タ「MOーーーー！」

ル「んでもって、天蝎宮の扉！スコーピオン！」

スコ「ウィーアー！」

２体同時開門…？

貴「いつからそんな…」

ス「大丈夫だって、ユキノだって出来るし普通普通」

貴「あ、…うん」

ルーシィの事、普通って言われて…

また…チクチクする

…なんなんだろう

フ「あっははははは」
　
髪が…のびる魔法か…

タ/ス「ウオオオオオオ！」

連携攻撃…？

…かなり成長してる

フ「…くっ、金髪〜ｯ！髪しぐれ…狼！」

髪の毛が狼に…？

さぁ、どうする？ルーシィ·ハートフィリア…

ル「開け！魚介宮の扉…キャンサー！」

キ「…エビ」

フ「私の…髪が…ｯ！おのれ…ｯ！」

髪を地面に練り込むフレア

これじゃあ、何処から出てくるか分からないだろう

ル「きゃぁぁぁああぁあ！？」

会場をひきずり回されるルーシィ

チクチク…チクチク…

あぁ、もう…なんなんだろ

フ「私の赤髪は…自由自在なの…ﾆﾔﾘ」

不適な笑みを浮かべるフレア

ル「それなら、私のエトワールフルールも…

自由自在なの！」

それにできるだけ余裕そうに笑うルーシィ

すると、フレアの髪から炎が出てくる

髪はルーシィの足に巻き付いていて、苦しそう

貴「…やめて」

ス「…！？」

貴「…え」

今、私…

何て言った？

ス「…A？」

貴「あ、違うの…」

何が違うの？

貴「何も…ないから」

何も無いこと無いくせに…

次々と嘘を吐き出す自分に

呆れてしまう

ス「…そっか」

貴「今の…忘れて」

今のって？

ス「分かった、お前がそうしてほしいなら…そうする」

貴「…ありがとう」

私は…やめてって…言ったの？

分からない…

私の本当の気持ちは…どれなの？

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