外伝 〜弐〜 ページ50
父「A!お前はまだ生きなきゃいけない!これを使って逃げろ!」
パパが渡したのは緑色の小さな結晶石だった
『こ、これは何?』
父「恨んでもいい、憎んでもいいから………強く生きてくれA。星華、呪文を頼む」
星華「星弥……分かったわ。力を使いすぎないでね」
星弥「あぁ。お前なら俺らがいなくても大丈夫!なんてったって俺と星華の自慢の娘なんだからな!」
星華「大好きよA…………」
そうしてママが呪文を唱え始めた。すると、持っていた結晶石が光りだし、私を包む
『パパ!ママ!いやァァァァァァ!!!』
必死に手を差し伸べるが、もちろん届くはずもなく私は意識を失った
戦場に残った父親と母親は、最後の力を振り絞る
星弥「ここにお前たちの欲しいもんはない!とっとと自分の家にでも帰れ!」
敵1「な、なんだと?あのガキを何処にやった!」
星華「それを教えるわけないでしょう」
ボス?「なら、この星に用はない。消せ」
星弥「そうはさせないぞ!」
星華「力を合わせて貴方を倒してみせるわ!虚!」
虚「私を倒す?そんなことが貴方たちに可能なんでしょうかねェ?」
その星はある年、無人の星になった。そこに住んでいたアルカナ族は絶滅した。しかし、その星のアルタナは今でも暴走し続けていた
時は進み、現代へ
今日は綺麗な満月の日だった。せっかくなので屋根に登り、お月見をすることに
銀時「どうしたA?さっきからボーとしてるぜ」
『い、いえ何でもありません』
銀時「……今日は綺麗な満月だな」
家の縁側に座り、右側には男の人が左側には女の人がいて、一緒にお月見をしている
これは誰の記憶だろうか………
『そ、そうですね』
銀時「おい、ホントに大丈夫か?そろそろ部屋に戻るか。寒くなってきただろ?」
『いえ、まだ見ていたいんです。その、一緒に居てくれませんか?』
銀時「いいぜ、いくらでも付き合ってやらァ」
今は万事屋の屋根の上で、隣には銀時様がいる
何も怖くない
何も忘れてなんかない
私に親なんていない。ずっと一人だった
分かっているはずなのに、心が落ち着かないのは何故だろうか?
ラッキー☆キャラ
坂田銀時
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えりまんぎゃろ - すごくおもろいです!!更新楽しみにしてます! (2021年1月20日 0時) (レス) id: 8f639943b8 (このIDを非表示/違反報告)
ミウラ(プロフ) - すごく面白いです!更新楽しみにしてます (2021年1月15日 6時) (レス) id: ab0043eae3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スカイ | 作成日時:2020年12月24日 18時