fighting ページ16
「よし、行くぞ」
スマホのライトが廊下を照らす。
北斗君を先頭にレッスン室を出た。
スマホがあれば外部と連絡が取れるのではと試したが、校内のメンバー以外には繋がらなかった。
圏外で他のアイドルたちに繋がらないとならないだけ、幸運だったと言える。
「夜の学校って何度見てもどきどきするね。なんか出てきそう」
今言ったことを前に夏目君に言ったら、ゲームのやりすぎだって言われた。普通の肝試しでも誰でも同じことを思うだろうに。割と気にしている。
「洒落にならないぞ。出てくるってよりは引っ込んでいったけど」
「前まで当たり前のはずだったのに、今じゃむしろ壮観?」
真緒君とスバル君が窓から外を観察している。
気配が無く音もほとんど発さないNOFAにはこの表現はおかしいが、静かになった。
「NOFAの影って、あんなに真っ黒だったんだな。
夕日で影が伸びて、踏んじゃいけない範囲も広くなってるし」
「NOFAの影は私たちより黒い、っと」
「お前みたいにまとめてくれる奴がいると助かるよ」
「書いとかないと忘れちゃうからさ。明日の会議で言わないとだし。情報の共有は大事だから」
笑いかけてきた真緒君に顔を向けることなく、メモ帳をぱらぱらと見返す。
数ページ前まではライブの企画やイベント日時、衣装のデザイン画が書いてあるのに、途中からNOFAについてで埋まっている。脱出したらこのメモ帳は引き出しにしまって、新調しよう。学校でこのメモ帳を見る度に思い出すのは嫌だ。
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純(プロフ) - Knight を護る騎士でいたかったさん» 普段穏やかな人ほど、怒ると怖いですから。 (2017年11月20日 18時) (レス) id: 2f1edb35cc (このIDを非表示/違反報告)
Knight を護る騎士でいたかった(プロフ) - 純さん» きっと真顔…普段は笑みを絶やさないから絶対に怖いよ (2017年11月20日 17時) (レス) id: 7e00625b4b (このIDを非表示/違反報告)
純(プロフ) - Knight を護る騎士でいたかったさん» 弓弦さんはともかく、皇帝さんのガチギレする状況がわからないですね (2017年11月20日 17時) (レス) id: 2f1edb35cc (このIDを非表示/違反報告)
Knight を護る騎士でいたかった(プロフ) - 純さん» 恐ろしっw (2017年11月20日 12時) (レス) id: 7e00625b4b (このIDを非表示/違反報告)
純(プロフ) - Knight を護る騎士でいたかったさん» 怒ってる間ずっと笑顔だろうな・・・ (2017年11月20日 12時) (レス) id: 2f1edb35cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:純 | 作成日時:2017年11月17日 20時