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変な奴 ページ1
その女は本当にいきなり夕立のように現れた
『花宮さん!ご卒業おめでとうございます!ついでに好きです!つき合ってください!』
花「..ごめんね
僕は、東京の高校に進学するから...」
『そんな上っ面の断りはいりません!』
人が折角気を使ってやったのに
コイツはそれを、一刀両断しやがった
『私の元カレバスケ部だったんです。彼から花宮さんの事は聞いてます!
花宮さんの負けた相手を見下すという強い信念に惚れました!』
・・・何だコイツ、意味わかんねぇ...
元カレ?俺が退部まで追い込んだ奴の事か?
つーかそれって普通恨むもんじゃねぇのか?
「負けた相手を見下すという強い信念に惚れた」ってコイツ頭おかしいのか?
というか俺の本性知りながら告白してくるって....
俺は持ち前の頭をフル回転して、結論を出した
コイツは馬鹿なんだ
花「めんどくせぇ(ボソ」
馬鹿の相手するほど、俺は暇じゃない
花「取りあえず付き合う気はないから」
俺は笑顔で言い放ち、その場を爽やかに去った
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作者名:Rey | 作成日時:2015年8月4日 22時