幼馴染の球団職員。【坂本勇人】

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『佳代は、好きな人いないの？』

中井 「そりゃあいますよ」

『付き合ってるの？』

中井 「いや…半分憧れだし既婚者なんですよ笑笑」




笑いなが言ってるけど目の奥は少し悲しそうだった

なんか申し訳ないこと聞いてしまったな




中井 「成美先輩はいないんですか？やっぱり、坂本さんですか？」

『あはは、ん〜…どうなんだろ。よくわからない』



ちなみに今は勤務時間
ディスクに向きあわせのまま佳代と会話




『私は坂本さんのことを一度でも好きって思ったことなかったんだけどね…』

中井 「えぇっ！そうなんですか!?」

『でも、最近なんかこうやって距離置くとつらいというかなんと言うか……まぁ、私が悪いんやけど』


少し佳代は考えて


中井 「いや、それは好きですよ。好き以外何者でもない感情だと推測します」





こい………





私が勇人に…




『いやいやいや、ないないない』

中井 「そうですかねぇ…」




あると思うんですけどと小さい声で言って手を動かし始めた佳代




私が勇人に恋




なにそれ、変なの

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