テニプリ立海の転校生は元四天宝寺Ｒ (ページ45)

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４５　　うわー、本物のナルシストだページ45

白「いい人たちばかりだったな。」

白夜がそう呟きながら歩いていると、足元に紙が落ちてきた。

白「？・・・学校のプリント？」

白夜はそれを拾うと、学校のプリントだと知った。

？「あー！」
白「！」

すると、前からオカッパ頭の赤髪の少年が走ってきた。

？「それ、俺のなんだ。拾ってくれてサンキュ！」
白「ああ。ほい。」
？「岳人、プリントあったん？」
向「おう。この人が拾ってくれたんだ。」

岳人と呼ばれた少年は白夜を指差しながら、丸眼鏡をかけた男子に言う。

？「こらこら、人を指差したらアカンで。すまんなぁ。」
白「ああ、気にすんな。」
向「へぇ、お前おもしろいな！」
白「は？」

白夜と岳人と丸眼鏡と話していると、後ろから男子が６人来た。

？「岳人、プリントはあったのか？」
向「ああ、この人が拾ってくれた。」
白「指差すなや。」
？「あーん？てめぇ、立海の生徒か？」
白「？そうだが。なんでわかった？」
？「制服見ればわかる。」
白(普通見ればわかるもんなのか？)

白夜が疑問に思っていると、丸眼鏡が話しかけてきた。
？「自分、おもろいなぁ。俺ら見て、頬染めたりせんなんて。」
白「・・・え、痛い子がここにいるよー。」
？「いや、痛い子じゃない。」
白「は？じゃあ何？あんたらも、立海や四天宝寺のテニス部みたいにファンクラブでもあるわけ？」
？「当たりだＣ－。」
白(何この羊みたいな人。かわいい。)
跡「俺様の名前は跡部景吾だ。」
白(俺様？聞き間違いだよな・・・。)

白夜は、跡部の発言に驚きつつ自己紹介を聞いていた。

白「あー、思い出した。お前ら氷帝学園か。全国大会ベスト１６の。」
侑「知っとるん？」
白「もちろん。試合見たし。」
向「ふーん。」
白「ん？忍足？」

白夜は忍足のほうを向いた。

白「もしかして自分、忍足謙也の従兄弟？」
侑「おん。なんで知っとるん？」
白「前は四天宝寺にいたから。あと、元チームメイト。」
侑「へぇ。自分もしかして、噂のコーチ＆レギュラーの人？」
白「おん。そうやで。なんでそっちこそ知っとるん？」
侑「謙也に聞いたんや。おもしろい女子がおるって。」
白「ふーん。(あいつ、勝手に人のこと話やがって。〔黒)」

謙「ゾクッ)なんや、寒気が・・・。」

白夜と忍足が話をしていると、跡部が割り込んできた。

跡「で、お前はなんで東京にいるんだ？」
白「あー、それは・・・。」