テニプリ 立海の転校生は元四天宝寺Ｒ

４　　転校生は寝起きが悪い？ ページ4

仁「ん・・・。くぁー。」

仁王は欠伸をしながら、体を起こした。横には、白夜がまだ寝ている。仁王は白夜に体を向けると、また白夜の頬をつついた。

仁「・・・起きんぜよ。」

仁王が、ため息をつくと屋上のドアが勢いよく開いた。ドアからは、聞き慣れた声が聞こえてくる。

ブ「早く入ろうぜぃ！」
赤「早く入りましょう！！」
比「そんなに急いでも、お弁当は逃げませんよ。」
ジャ「柳生の言うとおりだぞ。」
幸「今日も、相変わらず元気だね。」
真「そうだな。」
柳「にしても、仁王はどこにいったんだ？」

そんな話をしながら、立Ｒは入ってきた。仁王は蔵水タンクから身を乗り出した。

仁「俺ならここにいるぜよ。」
比「仁王君！また、さぼったんですか！？」
真「仁王！！サボるとは、たるんどる！！」
仁「静かにしんしゃい！起きるじゃろ！」

仁王は、柳生と真田を少し睨みながら言った。その言葉に、全員が疑問に思った。

ブ「だれかいるのか？」
仁「おん。ここにいるぜよ。」

立Ｒは、誰がいるのか気になったため、蔵水タンクに上がる。すると、そこには見たことがない女子が気持ちよさそうに寝ていた。

赤「見たことない顔っす。」
比「ここで寝る女子はいるんですね・・・。」
仁「やーぎゅ、それは失礼ぜよ。」

一番最後に上がってきた、ジャッカルが白夜を見ると驚いた顔をして言った。

ジャ「日影！こんなところにいたのか！？」
仁「じゃから、静かにせんか！！」
ジャ「うぉ！すまん。(苦笑」

ジャッカルが、大声を出したので仁王は真田の声真似をしてジャッカルを叱った。すると、白夜が目を擦りながら体を起こした。

白「・・・・さい。」
赤「え？何？」
白「うるさいんだよ。黙りやがれ。人が気持ちよく寝ている邪魔をするんじゃねぇ。」
全「「「！！！」」」

白夜は全員を睨みながら、そう言い放った。初めて女子にそんなことを言われた立Ｒは、驚きの表情を浮かべていた。白夜は、また寝ようと横になる。

幸「・・・おもしろいね。」
立Ｒ―幸「「「えっ？」」」
幸「寝たら駄目だよ。起きて？(黒笑」
ギュー
白「いひゃい！いひゃい！起きるからはにゃせ！！(涙目」

幸村は白夜の頬をつまんだ。白夜は、涙目になりながら起き上がった。すると、幸村は手を離した。白夜は、頬をさすりながら立Ｒを見た。

白「・・・おはよう？」
ブ「なんで疑問系？」
白「・・・なんとなく。」

５　　立Ｒの会話→←３　　転校生はサボり魔

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