恋

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あ！やばい！授業始まってるんだった！
教室まで大急ぎで走った
スマホを持ったまま教室に入った瞬間
先「遅い！！！！！！」
彩「すみません！」
そらそうだ
30分くらい遅れてるんだもん
怒られても仕方がない
先「なんでスマホを持ってるの！？まさかとは思うけどスマホいじりながら来たからこんなに遅れたんではないでしょうね！？」
彩「ち、違います！」
教室の女子はかわいそうな目で私を見てる
中2中3になってから友達増えたんでーー
男子はなぜか私を見つめてる
なんでだろう？
先「立花さん聞いてるの？」
彩「え？！あ、はい！」
先「だから、なんで遅れたの？」
え！？それ言わなきゃダメかな
それ言わなきゃダメかな
言いたくないな
ナンパされてましたなんて
後後めんどくさいし
彩「言いたくないです」
そう言ったら先生は
先「ほら、スマホいじってたんでしょ」
彩「違います！」
先「じゃあ、なんでよ」
歩人とライン交換してたなんて言えない
言ったらなんでって言われるしそしたら遅れた理由も言わなくちゃいけない
私が困っていると
？「先生それぐらいにしよ。」
一人の女の子が声を上げた
？「彩も困ってるしさ」
言い出したのは、私の親友、日高杏奈
？「こんな話するなら明後日の卒業式の話続けよう」
杏奈ーーーーーーーーーーーー！！！！
ナイスタイミング！
先「それもそうね。日高さん」
そう言って私を見た
先「良かったね。立花さん」
先「理由がわかったらちゃんと叱りますよ」
う、怖！

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