番外編2 重症です ページ48
今日は、陽も昇り、風も少ない心地よい日和だった。
心地よい気温に、木陰で休んでいるとふわりと優しい香りが鼻をつく。
「…姉上?」
「あ、白龍様。起きてらっしゃったのですか?」
視界をクリアにすると、目の前には乾いたばかりの洗濯物を抱えたA殿が居た。
いつもの武装ではない、女性らしい私服に思わず見惚れる。
「白龍様?」
「え?///あ、いや何でもないですっ!/////」
俺の突然の慌て振りに、A殿は首を傾げながらも
クスリ、と小さな笑い声を暖かい空気に響かせる。
心地よいその響きに、耳が虜にされてしまう。
「そうですか。…今日は、よい日和でございますね?」
「そうですね///」
「このような日には、昼寝をしたいものです。」
そう言うと、A殿は俺の隣に腰を下ろし草原の上に躊躇なく寝転んだ。
「白龍様も、一緒にお昼寝どうですか?」
「は、はい///」
・
・
・
そうは答えてみても、
隣で眠りについてしまったA殿の甘い吐息が
俺の頬に触れて眠りにつくどころではなかった。
俺は、かなり重症のようだ。
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(=゚ω゚)ノ - ヤバイィィィ!!!ドキドキキュンキュンしちゃう! (2013年12月10日 17時) (レス) id: 35ca3092a8 (このIDを非表示/違反報告)
Koran(プロフ) - 白龍くん可愛過ぎ!!!!!!続き楽しみにしてます!!!!! (2013年1月25日 19時) (レス) id: bdd60be7de (このIDを非表示/違反報告)
杏伏(プロフ) - 白龍くんにドキドキです!!(*´ω`*) (2013年1月21日 17時) (レス) id: a74c33c744 (このIDを非表示/違反報告)
みっさーv(・ω・)v(プロフ) - 白龍可愛いよぉぉぉぉぉ//// (2013年1月20日 15時) (レス) id: b06a22da69 (このIDを非表示/違反報告)
*。遊愛。*(プロフ) - はくりゅううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううあああああああああああ (2013年1月20日 15時) (レス) id: ba4eb1fe84 (このIDを非表示/違反報告)
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