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第31話 不安で怖くて ページ32

「私は、白龍様を嫌いになんてなれません。」
 
 
瞬間、私の視界は反転した。
 
数秒して、抱き締めた勢いで押し倒されたのだと気づく。
 
 
「あ、あの…///」
 
 
何度かこういうことは、過去にあるけれど
 
やはり慣れないもので、頬が熱く、紅くなる。
 
 
「俺、あの時から嫌われたんじゃないかって不安で……」
 
「…はい」
 
「俺…、ホントにAが好きだから……怖くて」
 
 
段々と、白龍様の声色が涙色を帯びていく。
 
私を抱きしめる腕の力も、優しくも強くなっていく。
 
 
「よかった…」
 
 
ついには、私の肩に水滴がじんわりと滲んでいく。
 
白龍様から嗚咽音が響き、鼓膜を揺らす。
 
そんな白龍様を、私はただ抱き締め返した…―。

第32話 祈願という使命感→←第30話 嫌う理由など



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(=゚ω゚)ノ - ヤバイィィィ!!!ドキドキキュンキュンしちゃう! (2013年12月10日 17時) (レス) id: 35ca3092a8 (このIDを非表示/違反報告)
Koran(プロフ) - 白龍くん可愛過ぎ!!!!!!続き楽しみにしてます!!!!! (2013年1月25日 19時) (レス) id: bdd60be7de (このIDを非表示/違反報告)
杏伏(プロフ) - 白龍くんにドキドキです!!(*´ω`*) (2013年1月21日 17時) (レス) id: a74c33c744 (このIDを非表示/違反報告)
みっさーv(・ω・)v(プロフ) - 白龍可愛いよぉぉぉぉぉ//// (2013年1月20日 15時) (レス) id: b06a22da69 (このIDを非表示/違反報告)
*。遊愛。*(プロフ) - はくりゅううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううあああああああああああ (2013年1月20日 15時) (レス) id: ba4eb1fe84 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鈴歌♪ | 作者ホームページ:hyit//  
作成日時:2013年1月7日 21時

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