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第28話 口車と客 ページ29

あの日から、俺とA殿の築き上げた関係は崩壊したように思えた。
 
強引に唇を奪ってしまったことがいけなかったのか。
 
…青舜の口車に乗るんじゃなかった。
 
 
「はぁぁ…」
 
 
深い溜め息が、口から漏れ出す。
 
明日には出航だというのに、乗り気がしない…。
 
 
「皇子っ!」
 
 
そんな時、青舜が何処か変な笑みを浮かべながら俺の元へと来た。
 
 
「何ですか…青舜。」
 
 
今、俺の頭の中はA殿との間に流れる気不味い空気を取り除く方法を思考することで
 
いっぱいだというのに…。
 
抑の原因でもある青舜の笑みが、俺の気に障り声色が低いものへと変化していた。
 
 
「(相当苛々してる…)皇子にお客さんですよ?」
 
「客…?」
 
「きっと、今皇子が1番会いたがってる人じゃないでしょうか?」
 
 
俺が会いたがっている人、という青舜の言葉に
 
俺の身体は無意識に、その人物が居るだろう廊下へと身を乗り出していた。
 
確かにそこには、俺が会いたくて仕方がない、
 
それでもどう接していいのか分からない人物が待っていた。
 

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(=゚ω゚)ノ - ヤバイィィィ!!!ドキドキキュンキュンしちゃう! (2013年12月10日 17時) (レス) id: 35ca3092a8 (このIDを非表示/違反報告)
Koran(プロフ) - 白龍くん可愛過ぎ!!!!!!続き楽しみにしてます!!!!! (2013年1月25日 19時) (レス) id: bdd60be7de (このIDを非表示/違反報告)
杏伏(プロフ) - 白龍くんにドキドキです!!(*´ω`*) (2013年1月21日 17時) (レス) id: a74c33c744 (このIDを非表示/違反報告)
みっさーv(・ω・)v(プロフ) - 白龍可愛いよぉぉぉぉぉ//// (2013年1月20日 15時) (レス) id: b06a22da69 (このIDを非表示/違反報告)
*。遊愛。*(プロフ) - はくりゅううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううあああああああああああ (2013年1月20日 15時) (レス) id: ba4eb1fe84 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鈴歌♪ | 作者ホームページ:hyit//  
作成日時:2013年1月7日 21時

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