第27話 一問一答 ページ28
その言葉に、私がどれだけ白瑛様に大切にされているのか気付かされる。
私なんて手も届かないくらいの目上である白瑛様に『心友』と思われるのが
凄く嬉しくて仕方がなくて。
「それとね、A。白龍の様子も可笑しいのよ。」
「白龍様が…?」
「えぇ。さっきのAの反応で何があったのかは想像出来ました。」
私に隠し事は通用しないのよ?
と白瑛様は誇らしげに笑みを浮かべてらっしゃった。
参りました、と思わず言ってしまいそうになる。
「そこでAに1つだけ聞きます。」
「何でしょうか…?」
「Aは白龍のことが嫌いになった?」
その白瑛様の問いかけに、私は目を見開いた。
確かに、接吻をされて驚いてはいるけれど。嫌いかなんて聞かれたら…。
「その様子だとそんなことはないのね?良かったわ。」
「でも、私…」
「急いで答えを出す必要はないと私は思いますよ?」
優しく、温かい白瑛様の笑みにさっきまで渦巻いていた悩みの影が
薄らと、色を薄めていく。
「今の貴女の気持ちを白龍に伝えてあげてくれないかしら?」
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(=゚ω゚)ノ - ヤバイィィィ!!!ドキドキキュンキュンしちゃう! (2013年12月10日 17時) (レス) id: 35ca3092a8 (このIDを非表示/違反報告)
Koran(プロフ) - 白龍くん可愛過ぎ!!!!!!続き楽しみにしてます!!!!! (2013年1月25日 19時) (レス) id: bdd60be7de (このIDを非表示/違反報告)
杏伏(プロフ) - 白龍くんにドキドキです!!(*´ω`*) (2013年1月21日 17時) (レス) id: a74c33c744 (このIDを非表示/違反報告)
みっさーv(・ω・)v(プロフ) - 白龍可愛いよぉぉぉぉぉ//// (2013年1月20日 15時) (レス) id: b06a22da69 (このIDを非表示/違反報告)
*。遊愛。*(プロフ) - はくりゅううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううあああああああああああ (2013年1月20日 15時) (レス) id: ba4eb1fe84 (このIDを非表示/違反報告)
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