第17話 耳打ち ページ18
「このようなことで、驚くなんて…皇子もまだまだですね。」
「う、煩いっ!今のは、貴様が悪いだろうっ!!」
俺に不意打ちなど、こいつは立場を分かっているのか!?
「とか思ってるんでしょう?」
「…一体、何の用だ。」
「良い事教えて差し上げますよ、皇子。」
そう言い、青舜は俺に耳打ちする。
姉上は、武術で強いお方をよく好まれるんですよ?
「あれ、青舜。どうしたのです?」
「何でもありませんよ、姉上。…皇子、頑張ってくださいね?」
「うるさい…」
お前などに言われなくても、俺は頑張ってる…つもりだ。
というか、あいつは一体からかいに来たのか、応援しに来たのかどっちだ。
「…A殿、やはり武術が優秀な輩は魅力的なのでしょうか?」
「突然、どうなされたのですか?」
俺の投げかけに、A殿はビー玉のように大きく美しい瞳をぱちくりさせ
顔を傾斜させて、俺を見つめてくる。
「いや…、どうなのかと気になり…」
「私は魅力的だと思います。」
にっこりとそう微笑むA殿に、胸が高鳴る。
この手合わせで、A殿に認めて貰えれば
俺を1人の男として見てもらえるかもしれない…。
「そうですか。…A殿、手合わせを始めましょう。」
203人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
(=゚ω゚)ノ - ヤバイィィィ!!!ドキドキキュンキュンしちゃう! (2013年12月10日 17時) (レス) id: 35ca3092a8 (このIDを非表示/違反報告)
Koran(プロフ) - 白龍くん可愛過ぎ!!!!!!続き楽しみにしてます!!!!! (2013年1月25日 19時) (レス) id: bdd60be7de (このIDを非表示/違反報告)
杏伏(プロフ) - 白龍くんにドキドキです!!(*´ω`*) (2013年1月21日 17時) (レス) id: a74c33c744 (このIDを非表示/違反報告)
みっさーv(・ω・)v(プロフ) - 白龍可愛いよぉぉぉぉぉ//// (2013年1月20日 15時) (レス) id: b06a22da69 (このIDを非表示/違反報告)
*。遊愛。*(プロフ) - はくりゅううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううあああああああああああ (2013年1月20日 15時) (レス) id: ba4eb1fe84 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ