第13話 嫌いになんて ページ14
「申し訳ありません…。泣き腫らした顔など見て欲しくな」
「俺はどんな表情のAも見たいんだよっ!」
手を退けた瞬間、温かな白龍様のお手に頬が包まれる。
「A殿…、俺は貴女のことを嫌いになんてなれません。」
「……白龍様」
まだ瞳に涙を滲ませながら、白龍様はまっすぐ私を見つめる。
私はその視線に釘付けで、瞬きすらも惜しい。
「俺は、貴女が好きです。」
白龍様の“好き”という言葉に、“嫌われていなかった”という安心が心に芽生える。
安心から、涙が溢れていく。
「すみません…、私泣いてばかりで」
「俺こそ、傷付けるばかりで本当にすみません…」
「白龍様のお言葉…、とても嬉しいです。」
まだ震える私の身体を、白龍様は大きく包んだ…―。
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今作を読んで下さり、ありがとうございますっ!
今話は、ちょうどキリがよいところで切ったら、短くなってしまいました…。
急に、閲覧数や評価が伸び、ランキングにまで入ることができました。
本当にありがとうございます!
これからも、更新頑張りますっ!!
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(=゚ω゚)ノ - ヤバイィィィ!!!ドキドキキュンキュンしちゃう! (2013年12月10日 17時) (レス) id: 35ca3092a8 (このIDを非表示/違反報告)
Koran(プロフ) - 白龍くん可愛過ぎ!!!!!!続き楽しみにしてます!!!!! (2013年1月25日 19時) (レス) id: bdd60be7de (このIDを非表示/違反報告)
杏伏(プロフ) - 白龍くんにドキドキです!!(*´ω`*) (2013年1月21日 17時) (レス) id: a74c33c744 (このIDを非表示/違反報告)
みっさーv(・ω・)v(プロフ) - 白龍可愛いよぉぉぉぉぉ//// (2013年1月20日 15時) (レス) id: b06a22da69 (このIDを非表示/違反報告)
*。遊愛。*(プロフ) - はくりゅううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううあああああああああああ (2013年1月20日 15時) (レス) id: ba4eb1fe84 (このIDを非表示/違反報告)
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