第11話 断言出来ます ページ12
「白龍、貴女はAが好き?」
「はい!この命に代えても、それは変わらないと断言出来ます。」
きっと、俺は彼女以上の女性にこれから出会うことはないだろうし
彼女以上に人を愛すことは出来ないだろう。
「そう…。なら、想いを寄せた方を泣かせるなんて言語道断!」
「う…」
「早く…、誤解を解いてあげなさい。」
やはり、姉上には何でも分かってしまうんだなぁ…。
姉上の母の様な優しく柔らかい笑みに背を押され、俺は意を決して自室を出た。
・
・
「A殿…っ!」
俺はまず一直線にA殿の部屋へ向かった。
だが、部屋の中にA殿の面影はない。
書物庫だろうかと思い、足を歩ませたがそこに居たのはA殿の面影と少し似た青舜だった。
「どうかしたんですか?そんなに息を切らせて」
「A殿の居場所を知らないか!?」
「え?あぁ、それなら…」
稽古場だと思いますけど。
青舜の返答に、俺は気付けば走り出していた。
髪が乱れても、息が乱れても、そんなの気にすることじゃない。
ただ、そこに彼女が居てくれと心の中で復唱した。
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(=゚ω゚)ノ - ヤバイィィィ!!!ドキドキキュンキュンしちゃう! (2013年12月10日 17時) (レス) id: 35ca3092a8 (このIDを非表示/違反報告)
Koran(プロフ) - 白龍くん可愛過ぎ!!!!!!続き楽しみにしてます!!!!! (2013年1月25日 19時) (レス) id: bdd60be7de (このIDを非表示/違反報告)
杏伏(プロフ) - 白龍くんにドキドキです!!(*´ω`*) (2013年1月21日 17時) (レス) id: a74c33c744 (このIDを非表示/違反報告)
みっさーv(・ω・)v(プロフ) - 白龍可愛いよぉぉぉぉぉ//// (2013年1月20日 15時) (レス) id: b06a22da69 (このIDを非表示/違反報告)
*。遊愛。*(プロフ) - はくりゅううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううあああああああああああ (2013年1月20日 15時) (レス) id: ba4eb1fe84 (このIDを非表示/違反報告)
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