誘惑していたのは私の方でした。３【ダイヤのＡ】

59 襲いたくなった ページ19

.



倉「………」



あ「ん？どうしたそんな顔して」



あのあとコンビニ直行で、コンビニなう。



倉「いや…どんだけ買うんだよ」



Aの両手にはぷっちょの箱。



あ「二箱だよ。にんにく味一箱、わさび醤油味一箱」



倉「………」



あ「もう見てるだけで楽しくなっちゃう♪」



倉「もう見てるだけで吐き気がしちゃう♪」



あ「言っとくけどこのぷっちょ達は私の前の席のぷちだ君オススメなんだよ」



倉「ぷちだ君て誰」



あ「ぷちだ君はぷちだ君だよ」



倉「もうわかったから会計してこい」



あ「わかったー」





ーーー帰り道



倉「それ、重くねーか？一つ持ってやるよ」



Aの手から袋を奪う。



倉「意外と重いな。ぷっちょって集まるとこんな重かったのか」



あ「うん。知らなかったでしょ」



倉「まあいいけど。それより俺の部屋来いよ」



あ「なぜに」



なんか今日のA見てたら襲いたくなった。



じゃなくて……



倉「一緒にいたいから」



あ「わ、わかった…///」



お？照れてる？



これは押し倒しても…









.









倉「てことで。俺の部屋」



あ「うん、知ってるよ」



倉「ヒャハッ」



あ「………」



てか……A、誘ってんのか？



おい、誘ってんのか？



倉「んな丈の短いワンピース着やがって」



あ「え？いいじゃんか」



倉「というわけで、襲う」



あ「へ？いや、ちょ、おいっ」









このあと、たくさんAを愛したぜ。←

60 誘惑してたのは→←58 お返しのお返し

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す