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〜you side〜
無事に午前中のラックの搬入と
ふくらさんの鬼の業務仕分けを終え
軽くお昼を済ませて
ようやく待ちに待った仕事ができる時間だ…
と思ったら、急に須貝さんに呼ばれて
クイズの問読みをすることになった。
初めてのことで緊張する。
河村さんから受け取ったクイズの本を
ペラペラとめくって問題を決める。
問題を読むうちに、緊張もほぐれてきて
何より「へー」と思うことがたくさん。
普段は、数字や書類とばかり向き合っている私。
この時は少し彼らの世界に触れられた気がした。
「次からも、問読みお願いしますね！」
伊沢さんからの悪意のない純粋な笑顔で発せられる
無茶なお願い。
「すいません、本来の仕事させてください…。」
仕事溜まってなかったら、やるんだけどな。
そう思いつつ、断りを入れて自分の仕事に戻った。
午前中に仕分けしてもらった業務を確認する。
パソコンのデスクトップ回りに貼った付箋。
その中に書き覚えのない１枚を発見した。
「無理せずね。がんばれー！」
ピンク色の付箋に書かれた応援メッセージ。
見覚えのある字だった。
嬉しくなって、付箋を取って、
自分の手帳に挟んで大事にしまった。
向こうではクイズ大会が引き続き行われていて
ほとんどがそちらへ参加していてこれで1人で集中できる。
ふくらさんに仕分けもしてもらって
やるべきことが明確になってる。
ひたすら集中して仕事にかかった。
どれくらい時間が過ぎただろう。
ポンポンと肩を叩かれる。
「Aさん、これ食べる？」
振り返ると、お菓子を配っている山本さん。
「ありがとうございます。」
「呼んでも全然気づいてくんないんだもん。」
「すいません、めちゃくちゃ集中しちゃってました。」
昨日までに溜まっていた仕事も
少し落ち着いたくらい今日の進捗状況は良かった。
「あれ？そういえばみなさんは…？」
「みんな？」
「ふくらさんとか…」
クイズをしていた人たちがごっそり
いなくなっていたことに気づく。
「ああ、会議室入ってるよ。
今日は遅くなるんじゃない？」
「そうなんですね。」
「私今日はもう帰りますね。」
「お、今日は早いですね。」
「私いつも、そんなに遅いですか？」
「まあ、僕ら演者が遅いのとは
わけが違うじゃん？」
ほんと気をつけないとだめだな。
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00kohaku00(プロフ) - おれんじじゅーす。さん» こちらこそ、リクエストありがとうございました。ko考察第２弾も考えてます！お楽しみに。 (8月2日 2時) (
レス) @page6 id: dd8212c960 (このIDを非表示/違反報告)
おれんじじゅーす。(プロフ) - koちゃん視点面白かったです！！リク応えて下さってありがとうございます😭 (8月2日 1時) (レス) @page7 id: 7f991e8d5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琥珀 | 作成日時：2023年7月26日 7時
