何時ものサボり場所 ページ6
Aside
そして混乱する頭を抱え乍ら何時ものサボり場所へ向かった。
木の上で風通しが良い。
そしてちゃんと人が3人程座れるスペースがある。
私はそのスペースに寝転んだ。
｢……最低、か。そうかもしれないな｣
だって、利香子がカッターで自分を刺した時、助けられなかったから……。
きっと利香子はストレスを感じてたんだと思う。
其れで遂に耐え切れなくてあれをした、と云う事かな。
私は目を瞑った。
こんな現実から目を背けるように。
……私は放課後になる迄ずっと寝ていた。
ふと、目が覚めた。
スマホを取り出し、時間を見ると……あらまぁ物凄い時間だわ！
私は急いで木の上から降り、教室に向かった。
教室の扉を開けると、丁度皆帰るところだったらしい。
私は利香子に近寄り、腕を捲し上げた。
｢……利香子、ストレスを感じてたんじゃない？それで自傷行為を……｣
｢ひっ……！！｣
寺坂君が私の手を弾き、利香子をカルマ君の元へ連れて行った。
｢おい裏切り者ォ、今からお前に良い事するけどよ……逃げんなよ？｣
寺坂君は私の腕を強く握り、変な方向へ曲げた。
｢いっ……！て、寺坂君……痛い……｣
｢あ"ぁ”！？知らねェよ！｣
ﾄﾞｶｯﾊﾞｷｯ
寺坂君に続き、カルマ君も殴る。
しまいには前原君や杉田君は私を蹴り始めた。
｢利香子に謝れば許してやっても良いぜ？｣
嘘。
私が謝る姿見たいだけなんじゃないの？
私が土下座する姿を見たいんじゃないの？
｢利香子……大丈夫？自分でやったんだよ！？利香子はきっと辛い思いをし乍ら自分の腕にカッターを刺したんだよッ！！｣
｢……巫山戯た事云ってンじゃねェ！！｣
更に殴る力が強くなった。
私は黙って殴り蹴りされ続けた。
……態と男子が服で隠れて見えない部分を殴っていた事を私は知らなかった。
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こだま - ふっ(ドヤ顔) うちの体重3はt(( めちゃくちゃ面白いです！あと中也イケメン (2019年2月1日 0時) (
レス) id: ac225effd3 (このIDを非表示/違反報告)
カフカ - スカッとしたいですね。 (2018年9月15日 2時) (レス) id: 82988f9666 (このIDを非表示/違反報告)
桜華兎 - 茉莉さん» 本当ですか！？有難う御座います！！愚痴好きですか！？お、おぉう……ならこれからも小説で愚痴らせていただきます！旅行楽しんでくださいね！ (2018年8月24日 13時) (レス) id: 74159afe69 (このIDを非表示/違反報告)
茉莉 - このシリーズ愛読してるので、旅行中こっそり見てまース♪アキ?だっけ、かまちょ乙www(何気愚痴大好き) (2018年8月24日 0時) (レス) id: 88a9b8b93a (このIDを非表示/違反報告)
桜華兎 - ばいばーい！良い夢見ろよ☆ミ(ゞω・) (2018年8月23日 22時) (レス) id: 74159afe69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜華兎 | 作成日時：2018年8月4日 17時
