昼休みのお弁当 ページ42
Aside
──────昼休み。
原さんは終わってないプリントがあるから昼休みは勉強をしないといけないらしい。
渚にご飯を誘おうとしたら渚は殺せんせーに呼び出されていた。
……また、独りぼっちか。
私は鞄からお弁当を出そうとした。
いくら探しても見つからない。
……まさか……？
私はゴミ箱の中を覗いた。
……すると、ぐしゃぐしゃになったお弁当が────。
｢……巫山戯てるよね……｣
もう良いや。
今日はご飯食べないで早退しよう。
｢如何〜？お前の美味しそうな弁当がこうなってる様子♪｣
私は中村さんを無視し、中也さんに電話を掛けた。
中也さんが迎えに来る、と云っていたからだ。
もし4時頃に迎えに来て、すれ違ったら大変だから……。
｢は？おい。裏切り者！！何やってんだよ！｣
｢何って……ご飯が食べれないから早退しようとしてるだけだよ？｣
｢早退とか……俺らの計画が粉々になるじゃんか！止めろよ！？｣
寺坂君が目をこれでもか、ってぐらいに開き乍ら私の肩をブンブンと振った。
……その間に中也さんの電話が繋がった様だ。
『もしもし、何かあったのか？』
｢ｯ……！｣
私が電話を耳に当てようとすると、寺坂君が私のスマホを掴み、ゴミ箱に投げ入れた。
わー、すっごーい、ホントに入ったねー(棒)
じゃないよ！？
中也さんと電話してる途中なのに……！
｢お前は黙って殴られときゃあ良いんだよ！！ｵﾗｯ｣
｢ぐっ……！？｣
痛い……。
今は結構ゴミ箱に近い距離だけど……。
中也さんに之が聞こえてるのかな。
……あっ！！
首のチョーカー！！
盗聴器付けられてたんだった(白目)
寺坂君にチョーカーを掴まれ、チョーカーを掴み乍ら私を殴った。
首が苦しい。
『Aッ！！おいっ！！…………ﾁｯ』
中也さんの声が微かに聞こえた。
……そして、小さく電話が切れた音がした。
……もう駄目だ。
お腹がペコペコ過ぎてやばい！！
｢あ〜ららっ♪Aの迎え、之じゃ来ないね！｣
カルマ君がゴミ箱から私のスマホを取り出し、云った。
あ、一応取ってくれて有難う。
｢余所見してんじゃねェ、よっ！！｣
もう流石に殴られたくないから私は寺坂君の拳を避けた。
寺坂君は目をｶｧｯと開く。
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こだま - ふっ(ドヤ顔) うちの体重3はt(( めちゃくちゃ面白いです！あと中也イケメン (2019年2月1日 0時) (
レス) id: ac225effd3 (このIDを非表示/違反報告)
カフカ - スカッとしたいですね。 (2018年9月15日 2時) (レス) id: 82988f9666 (このIDを非表示/違反報告)
桜華兎 - 茉莉さん» 本当ですか！？有難う御座います！！愚痴好きですか！？お、おぉう……ならこれからも小説で愚痴らせていただきます！旅行楽しんでくださいね！ (2018年8月24日 13時) (レス) id: 74159afe69 (このIDを非表示/違反報告)
茉莉 - このシリーズ愛読してるので、旅行中こっそり見てまース♪アキ?だっけ、かまちょ乙www(何気愚痴大好き) (2018年8月24日 0時) (レス) id: 88a9b8b93a (このIDを非表示/違反報告)
桜華兎 - ばいばーい！良い夢見ろよ☆ミ(ゞω・) (2018年8月23日 22時) (レス) id: 74159afe69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜華兎 | 作成日時：2018年8月4日 17時
