転入生 ページ4
Aside
｢今日は転入生が来ています｣
殺せんせーの其の言葉から全ては始まった。
ガラガラ、と扉が音を立て、可愛い子が教室に入ってきた。
｢では利香子さん、自己紹介を｣
｢はい！えっと、浦城 利香子と云います！！気軽に"利香子"って呼んで下さいね！｣
私が彼女に抱いた第一印象は良い子。
とても真面目で優しそうな子だ、と思っていた。
ふと隣のカルマ君に目を移す。
カルマ君は私の視線に気付き、ニコッと笑う。
何時の間にか利香子さんが寺坂君の隣の席に座っていた。
殺せんせーは
中国で麻婆豆腐を食べてくるのでその間は利香子さんに質問していて下さい、
と云い、マッハで飛んでいってしまった。
教室が楽しい雰囲気で包まれる。
利香子さんの視線が私に向いている事に気が付いた。
私が軽く礼をすると、利香子さんはため息を一つ吐き、前を向いた。
あ、あれ？よ、良い……子……？
すると急に莉桜ちゃんが手を挙げた。
質問は、
このクラスの男子の中で気になった奴居る？
だそうだ。
利香子さんは頬を赤らめ乍ら云った。
｢え、えっと……赤い髪の人、です……｣
｢え、其れって俺？｣
｢あ〜利香子ちゃん残念！！カルマには好きな人が居るんだよ♪｣
カルマ君は黒い笑みを浮かべ乍ら莉桜ちゃんを見ていた。
……莉桜ちゃんがカルマ君に好きな人が居るって暴露しちゃうからだよ……。
こんな感じで質問タイムは平和に終わった。
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こだま - ふっ(ドヤ顔) うちの体重3はt(( めちゃくちゃ面白いです！あと中也イケメン (2019年2月1日 0時) (
レス) id: ac225effd3 (このIDを非表示/違反報告)
カフカ - スカッとしたいですね。 (2018年9月15日 2時) (レス) id: 82988f9666 (このIDを非表示/違反報告)
桜華兎 - 茉莉さん» 本当ですか！？有難う御座います！！愚痴好きですか！？お、おぉう……ならこれからも小説で愚痴らせていただきます！旅行楽しんでくださいね！ (2018年8月24日 13時) (レス) id: 74159afe69 (このIDを非表示/違反報告)
茉莉 - このシリーズ愛読してるので、旅行中こっそり見てまース♪アキ?だっけ、かまちょ乙www(何気愚痴大好き) (2018年8月24日 0時) (レス) id: 88a9b8b93a (このIDを非表示/違反報告)
桜華兎 - ばいばーい！良い夢見ろよ☆ミ(ゞω・) (2018年8月23日 22時) (レス) id: 74159afe69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜華兎 | 作成日時：2018年8月4日 17時
