目の下の隈 ページ26
Aside
昨日は色々考えてしまって、寝れなかった。
鏡を見ると、薄く隈が出来ていた。
私は其れを母から昔こっそり借りたファンデーションを使って隠した。
……よし、之で良いか。
えっと……今日は……学校、行かないといけないかな。
私はふと、電話が何件も掛かっていた事に気がついた。
電話の相手を見ると、中也さんだった。
……嗚呼、そっか。スマホが充電切れだったから充電してたんだ。
んで、うっかりマナーモードにしてたから気付かなかったんだ。
私は急いで中也さんに電話を掛ける。
１コール待つと、中也さんの声が聞こえた。
電話出るの早いな。←
｢中也さん？済みません、電話に気付きませんでした｣
｢そうだったのか……なら今話すぞ？｣
｢え？何をですか？｣
中也さんは今日はちゃんと学校へ行け、と云った。
私は嫌々乍らも｢はい｣と云った。
多分一気に声のトーン下がっただろうなー。
｢嗚呼、其れと……帰りは迎えに行く。何かあったら連絡しろ。もし手前の身に何かあったら……ｯ…………｣
最後は何を云っているのか聞こえなかった。
だが、中也さんが心配してくれていると判ると、胸がとてもポカポカした。
｢……後、帰りにポートマフィアに寄れ。渡したいモンがある｣
｢渡したい物？なんですか、其れ｣
｢……来てからのお楽しみ、って奴だ。ちゃーんとあの服着てこいよ？｣
｢！！ はいっ！｣
｢……まだ話してェのは山々なンだが……生憎仕事が入ってるンでな。また夜に会おうぜ｣
｢はい！中也さん、有難う御座います！では……｣
｢おう！またな｣
私ははい、と返事をし、学校に行く準備を始めた。
……放課後直ぐにポートマフィアに行ける様に、学校にあのドレスを持って行く事にした。
｢行ってきます……｣
私は誰も居ない家にそう呟き、学校へ向かった。
本当は行きたくないんだけどね……。
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こだま - ふっ(ドヤ顔) うちの体重3はt(( めちゃくちゃ面白いです！あと中也イケメン (2019年2月1日 0時) (
レス) id: ac225effd3 (このIDを非表示/違反報告)
カフカ - スカッとしたいですね。 (2018年9月15日 2時) (レス) id: 82988f9666 (このIDを非表示/違反報告)
桜華兎 - 茉莉さん» 本当ですか！？有難う御座います！！愚痴好きですか！？お、おぉう……ならこれからも小説で愚痴らせていただきます！旅行楽しんでくださいね！ (2018年8月24日 13時) (レス) id: 74159afe69 (このIDを非表示/違反報告)
茉莉 - このシリーズ愛読してるので、旅行中こっそり見てまース♪アキ?だっけ、かまちょ乙www(何気愚痴大好き) (2018年8月24日 0時) (レス) id: 88a9b8b93a (このIDを非表示/違反報告)
桜華兎 - ばいばーい！良い夢見ろよ☆ミ(ゞω・) (2018年8月23日 22時) (レス) id: 74159afe69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜華兎 | 作成日時：2018年8月4日 17時
