姐さん ページ15
Aside
私はポートマフィアの前に来て、焦った。
また昨日の様に偽物の銃を向けられたら如何しよう、と。
考えていると、黒い服の人が来て、私に気が付いた。
そして、私に駆け寄る。
私が思わず目を瞑ると、黒い服の人は私に頭を下げ、こう云った。
｢白河幹部、昨日は失礼致しました！お通り下さい｣
｢え、か、幹部？如何云う事ですか？｣
｢へっ！？こ、こんな構成員なんかに敬語を使わなくても！白河幹部は昨日、中原幹部と対等に戦った、という事で幹部になりました｣
｢そうなんですか……有難うごさいます！後、貴方の方が年上でしょう？なら私も敬語を使いますよ！……駄目、ですか？｣
｢ッ〜！！い、いえ！寧ろお願いしますッ！｣
｢なら良かったです！通りますね、ではまた会いましょう！｣
私は黒い服の人に手を振り、ポートマフィアのビルに入って行った。
此処って大きいから迷子になりそうだよね……。
……迷子になりました。←
どうしよ、此処何処ー！！
私がキョロキョロしていると、後ろから誰かに抱きしめられた。
振り返ろうとすると、目を何かで隠され、見えなくなった。
｢ひ……ｯ…………誰、ですか……｣
｢やァ〜っと会えたのぅ……Aや。其方の事は母から聞いておる……嗚呼、可愛らしい……噂通りじゃ｣
目を抑えていた物が頭に移動する。
そして、私の頭を優しく撫でる。
上を見上げると、整った顔があった。
｢……誰、ですか？｣
｢
｢は、はい……！そうらしいです……姐、さん？｣
私がそう云うと、姐さんは私を抱きしめる腕を強くした。
姐さんの香りに包まれる。
｢私にはあと一人愛しい人物が居る……名は鏡花。闇に咲く花じゃ。……其方と同じようにな｣
｢私は闇に咲く花なの？｣
あっ、やばい。
思わず敬語が取れてしまった。
｢ふふ……そうじゃ、決して光を見ようとしたらいかぬぞ……愛しい愛しいAや……｣
姐さんは私の向きを変え、姐さんの顔が見えるように私を抱きしめた。
……お母さんみたい。
｢……ぉ母さん…………｣
｢ｯ……！……A、泣いても良いのじゃ。こんな年で両親を失うのは辛いであろう？｣
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こだま - ふっ(ドヤ顔) うちの体重3はt(( めちゃくちゃ面白いです！あと中也イケメン (2019年2月1日 0時) (
レス) id: ac225effd3 (このIDを非表示/違反報告)
カフカ - スカッとしたいですね。 (2018年9月15日 2時) (レス) id: 82988f9666 (このIDを非表示/違反報告)
桜華兎 - 茉莉さん» 本当ですか！？有難う御座います！！愚痴好きですか！？お、おぉう……ならこれからも小説で愚痴らせていただきます！旅行楽しんでくださいね！ (2018年8月24日 13時) (レス) id: 74159afe69 (このIDを非表示/違反報告)
茉莉 - このシリーズ愛読してるので、旅行中こっそり見てまース♪アキ?だっけ、かまちょ乙www(何気愚痴大好き) (2018年8月24日 0時) (レス) id: 88a9b8b93a (このIDを非表示/違反報告)
桜華兎 - ばいばーい！良い夢見ろよ☆ミ(ゞω・) (2018年8月23日 22時) (レス) id: 74159afe69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜華兎 | 作成日時：2018年8月4日 17時
