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その市丸の様子に
藍染が眉をひそめ 一歩前に出る
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____________その時
カンカンカンカンカン!!
(緊急警報! 緊急警報! 瀞霊廷内に侵入者有り!
各隊、守護配置についてください! )
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『やっぱり来たか 一護』ボソッ
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再び 甲高い音が鳴ると 通達が響き渡る
「おい待て!! 剣八!!」
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遠のいていく 更木の背中に叫ぶ藍染
だが その背中は あっという間に見えなくなった
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「........致し方ないの」
更木がいなくなり この状況に
山本はため息をこぼす
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「隊首会はひとまず解散じゃ
市丸の処置については追って通達する。
各隊、即時、廷内守護配置についてくれい」
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その指示と共に 各隊長は 数人を残して
その場から 瞬時に散っていった
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「久しぶりだなA」
『久しぶり 冬獅郎
見ないうちに 大きくなったねぇ〜』
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よしよしと 頭を撫でる
前は私より 背が低かったくせに
いつの間にか 少し見上げる程に 成長したな
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「お前がチビなだけだろ」ニヤッ
『な! 失礼な!! 』
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相変わらず 意地悪な奴だな
1人 膨れっ面をしていると
藍染隊長と市丸隊長
がすれ違いざま 話しているのが見える
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「随分と 都合良く警鐘が鳴るものだな」
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どこか冷たい風にも聞こえる
その声は 驚いた事に藍染隊長の声だった
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「…よう わかりませんな言わはってる意味が」
「…それで通ると思ってるのか?
僕をあまり 甘くみないことだ」
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その言葉をその場に言い残すと
藍染隊長は 去っていった
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「.....相変わらずやなァ
最後の警鐘ぐらい、ゆっくり聴いたらええのに」
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次の言葉に 私は全てを悟った気がした
まるで 独り言のように 呟いた 彼の言葉に
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「じきに、聴かれへんようになるんやから」
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色々これから 起きそうだな
「おい! どこ行くんだよ A!」
『どこって 零番隊には隊舎も
隊兵もいないからね 私は暇人ってわけ
散歩だよ 散歩』ニコッ
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あおり(プロフ) - 面白いです。更新される日を楽しみにお待ちしております。 (2020年11月23日 14時) (レス) id: a183b3bfa3 (このIDを非表示/違反報告)
日番谷冬獅郎が大好きな人 - もう更新されないんですか?更新楽しみに待ってます。 (2020年4月16日 15時) (レス) id: eedc890ee9 (このIDを非表示/違反報告)
日番谷冬獅郎が大好きな人 - 更新楽しみにしてます。頑張ってください! (2020年4月12日 0時) (レス) id: eedc890ee9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らいと | 作成日時:2019年11月24日 23時