零番隊の少女は最強のようで【BLEACH】

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旅禍の侵入で瀞霊廷内に人手が回ってない中
巧妙な罠に 私らは引っかかったのか









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ｽﾞｫｫｫｫｫｫﾝｯ!









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『何、このデタラメな 霊圧
一護のじゃない でも近くに一護の霊圧も感じる』









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気になりその近くまで 足を運ぶと
そこにいるのは 十一番隊 隊長 更木剣八









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膝をつき 今にも倒れそうな一護









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思いたつより 先に体が動いていた









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『危ないじゃん こんなん振り回しちゃ』ﾆｺｯ









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「お前は.........!?」









「へぇ 隊首会に 割り込んできた ガキか
零番隊 隊長つったけな 見るからに弱そうな腕して
あのじぃさんより 強いってのが信じられねぇな｣









『じゃあ 試してみる？』









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「手を....出すな!! 俺が.......」









『斬魄刀が折れた一護が
戦っても 勝てる相手じゃない 今 自分にできる事
斬魄刀に問いかけてみるといいよ』









「.......斬魄刀に問いかける？」









『何も 死神は1人で戦ってるわけじゃない
斬魄刀とは 仲良くしなよって事
その間 私が止めてるからさ』









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「おい ごちゃごちゃ言ってんじゃねぇ
早く てめぇも斬魄刀を抜けよ」









『斬魄刀なんて 100年以上使ってない
それに抜いたら いくら剣八の名を持つ君でも
.....................死ぬよ？』ﾆｺｯ









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「面白ぇ.......いいぞ お前も先行はやる
この1発で 俺を殺すも良し ガキで女のお前に
切れればの話だがな｣









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『そんなに決意が硬いならいいよ
見せてあげるよ 私の斬魄刀』









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そう言うと 髪の毛を留めていた
茜色に輝く 簪を抜く






手のひら程の大きさの 簪は
ひと振りすると 体の半分ぐらいのサイズに









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「髪留めで 戦おってか
バカにしてんのか? 」









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霊圧を物凄い 勢いで放つ 更木
普通の人なら この圧に耐えられる物は極わずか









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