【APEX】中毒者愛好

いかさまholiday ページ47

ミラージュ主催のいかさまholidayが開催された

各レジェンドクリスマス衣装になって盛り上がりまくっている

そんな中今日はミラージュボヤージュでパーティーをしている



「おぉーい、みんなー！盛り上がってるか！」



ミラージュの掛け声に皆が いえーい と返事をする



「ミラージュさんはほんと元気だよねーチャラい」

「それなーナタリー」



皆からの衣装の評判がとてつもなくいいワットソン、それに比べて私は



「A、ミニスカートってやつかしら？」

「私達には着れないな、レイス」



2人のお姉様に言われる

そう、私の衣装はミニスカサンタなのだ




「こんなの本当はやだよー」

「似合ってるわよA！まあ私も着れないけどねぇ」




ライフラインにも笑いながら叩かれる

ミニスカートに首にはチョーカー極めつけに網タイツだ




「変態、みたいだな」




後ろから突然言われる




「あんただってトナカイなんて、変よ！」

「はあ！？トナカイ可愛いだろ！しっぽもあるんだぞ！」




そう言いオクタンは後ろを向きおしりをフリフリさせながら見せてくる

可愛い、控えめに着いているしっぽが揺れる




「ま、まあいいのよ、ところでオクタンって」

「ん？」

「それ、パーティー楽しめるの？」




目の終点が合わない角も耳も生えたマスク
ご飯もお酒も飲めなさそうな



「ああ、外せは大丈夫だからな」



マスクを外してみせる
しっぽも生えて可愛いのに顔はかっこいい




「A、なんか」

「なによ」

「いや、やめとくわ」




なによ といいウザ絡みをしながら聞き続ける



その刹那、背中に強い衝撃が来る

顔の横にオクタンの腕、そして匂いが漂ってくる

痛みに少し顔をしかめるとオクタンの顔が近ずいてくる




「それ以上言うと、わかるよな？」




話し声とは違う、低く甘いような渋いような声で言われる
脳まで浸透するその声にきゅんと鳴きながら




「ご、ごめんなさい」




それだけ言った

わかればよろしい、そういい私に軽くキスをするとそそくさと離れていく



ねっとりと絡みついたままの声に蓬け続けてしまう、顔が熱い




「し、しっぽつけてるくせにー！」




私が叫ぶと少し遠くに行ったオクタンが振り向きあっかんべをしながらしっぽを見せてきた




「あんの野郎、、」




私はその背中を追いかけた。

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