愛されすぎて困ってます。

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〜 SUGA side 〜








彼女の部屋に散らばる、しわくちゃにされた紙を拾う。






『...거울에다 지껄여봐 너는 대체 누구니(鏡に話しかけてみる お前は一体誰なんだ) 』





かわいらしい字に似合わないリアルな言葉は俺を不思議でたまらなくさせる。





ベールに包まれた彼女のヒントを俺たちは必死になって探しているが、

どれだけ長い時間を過ごしてもどんなに彼女の目を覗いても答えは見つからない。






一体、彼女は何者なんだ...？






｢ゆんちゃん、？｣

『っ、ミアネ...』

｢え、なんで謝るの？｣

『..いや、勝手に入って』

｢別にいいよ？それに今ちょうどゆんちゃんに見せにいこうと思ったんだ〜なんか書いててよくわかんなくなっちゃってさ｣





そう言いながら困ったようにわらう彼女に俺はまた、不思議でたまらなくなる。





｢こことか、なんかヘンじゃない？｣

『... 널 위해서라면 난 아파도 강한 척 할 수가 있었어(君のためだと思えば 辛くても強いふりができた) 』





これはただの好奇心や興味とは違う。




だけど、浮かんでくるものは胸の奥にしまっておかなければならない。




ベールの向こう側に立ち入ることは、誰一人として許されていないからだ。






『俺はこの詩すげぇ好きだけど』

｢ほんと！？ならこのままにしとこう｣

『...이뤄지지 않는 꿈속에서 피울 수 없는 꽃을 키웠어 (叶うことのない夢の中で 咲くことのない花を育てた)』

｢ん？｣

『ってどうだ？Aの...ココからココまでと似てねぇか？』

｢えっ、なにそれかっこいい！！！さすがゆんちゃん！｣






それでも俺はまた、魅せられて溺れてしまう。




ちいさな背中に隠された深い深い影の中に。




彼女(女神)の魅力はまるでクスリのようだ。




分かっていながらもそれを自らの手で止めることはできない。







中毒のような愛を俺の女神へ。



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