検索窓
今日:8 hit、昨日:32 hit、合計:14,617 hit

33くたくた 貴女side ページ9

菅「じゃあ俺はお父さんだな…」

『うん…』

孝支が呟いた

『でも孝支はお父さんっていうよりお母さんみたい…』

菅「何だそれ…傷付くなー」

さっきの会話っていわゆるプロポーズってやつだよね

さらっと言っていいものなのかな…

まあいいか…←

時計を見れば5時

そろそろ結斗君を迎えに行かないと…

『孝支…結斗君迎えに行ってくるね』

菅「……俺も行く」

『え?…いいけど』

菅「よし行くべ」

思わぬ言葉にびっくりしていると孝支はすたすたと歩いて行ってしまう

『あ…待って』

新しく買った靴

まだ履き慣れてなくてうまく走れない

まず私は靴自体あまり好きじゃない

ほら猫って裸足だから…

どうにか孝支に追いついて隣を歩く

菅「Aさあ…その結斗君っての…やめたら?」

『……何で?』

菅「あいつ嫌がってた…あんまり親しい感じがしないって」

『……頑張ってみる』

結斗く…結斗嫌がってたんだ…

これから気を付けよう…

『あ…ついたよ』

菅「割と近いな」

ピンポーン

ヒ母「はーい…あ…結斗く―んお迎えだよー」

結「うん…今いく…ヒロまたね…」

『結斗ー』

出てきた結斗をぎゅっと抱きあげてほっぺたすりすり…

ヒロ君が出てきて私を見ている

ヒ「誰?」

『ヒロ君…だっけ?…私は結斗のお母さんだよー』

ヒロ君は微妙な表情をして孝支を見た

ヒ「じゃあ…君はお父さん?」

菅「んー…そうなんじゃない?」

おいヒロ君なんかピンときた顔したぞ

ヒ「ふーん…夫婦なの?」

爆☆弾☆発☆言☆

『んなっ///』

私も孝支もぼっと顔が赤くなってしまう

それを見たヒロ君のお母さんは「あらあら初々しいわねぇ…」と笑った

ヒ母「そうだ…今日ご飯食べて行かない?」

『いいんですか?』

ヒ母「いいの…さー入って入って」

菅「すいません…」

ヒロ君のお母さんは私たちの背中を押して中に入る

中に入ったはいいがじっとしていられなかったので手伝いに行こうとキッチンに行く

『へえ…佳恵さんっていうんですか…』

佳「Aちゃんの彼氏さん…あの子はなんていうの?」

『孝支です…菅原孝支』

佳「2人って初々しくてみてると癒されるわー」

て…照れるな…

手伝いを終えてご飯を食べ帰ってきたお兄さん(年下)の勉強の相手をして家に帰った時にはもう

真っ暗だった

もうくたくたで風呂に入ったらすぐ寝てしまった

結斗だけど今日は孝支の所で寝るっていてたな

今頃結斗の可愛さを味わっているんだろうな…

34抜け出す 菅原side→←32薬指 菅原side



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (21 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
23人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ちゆり(プロフ) - はーい!じゃあぼーどで (2014年6月14日 1時) (レス) id: 18abc1b243 (このIDを非表示/違反報告)
ルノア(プロフ) - ちゆりさん» あとこれからはボードで話そうな… (2014年6月14日 1時) (レス) id: d757949fe8 (このIDを非表示/違反報告)
ちゆり(プロフ) - うん! (2014年6月14日 1時) (レス) id: 18abc1b243 (このIDを非表示/違反報告)
ルノア(プロフ) - ちゆりさん» おう!!よろしくな!!ちゆ! (2014年6月14日 1時) (レス) id: d757949fe8 (このIDを非表示/違反報告)
ちゆり(プロフ) - わかった!(ノ´∀`*)ちゆりのことちゆってよんでね!よろしくねルノア(^^) (2014年6月14日 1時) (レス) id: 18abc1b243 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:猫好き(黒ネコのみ) | 作成日時:2014年6月12日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。