【まふまふ】厨二病に次元オタク【歌い手】

番外編 ページ11

〈そらる side〉
今思ったけど…まふが厨二病臭くなったのは俺のせいでもあるんだよな…
今のまふは俺に敬語使ってるけどちっさかった頃は敬語使わなかったんだよ？すっごい可愛かった頃

ー過去ー

ま母｢まふ〜お母さん買い物行ってくるからそらるお兄ちゃんと一緒にお留守番しててくれる？｣

ま｢うん！まかせて！そらにいがいたらおりこうにできる！｣

ま母｢あら、ほんと？じゃあそらるくん、まふのことお願いね｣

そ｢任せてください！！！｣



ま｢そらにい！そらにい！｣

そ｢ん？どうしたのまふ｣

ま｢みてみて！かっこいいそらにいかいたの！｣

そ｢上手いなぁ…まふの中で俺はこういう存在？｣

ま｢うん！すっごくかっこよくってねまふがこまってたらすぐたすけてくれるの！｣

そ｢まふ…お前可愛いなぁ…ほら、たかいたかーい｣

ま｢きゃー！！！たかーい！｣

ま｢そらにいがかっこいいっておもうひとはだれなの？｣

そ｢知りたい？｣

ま｢うん！｣

そ｢俺はな…かっこいいセリフを言う高校生が好きだよ｣

そ｢厨二病って言う周りからしたらおかしいかも知れないけど俺はかっこいいと思うんだ｣

ま｢ちゅーにびょー？｣

そ｢そうだよ｣

ま｢まふもちゅーにびょーになるぅ！！！｣

そ｢そうかそうか。頑張れ〜｣

ま母｢ただいま〜！まふ、いい子にしてた？｣

そ｢はい、凄くいい子でしたよ｣

ま｢まふおりこ？おりこ？｣

ま母｢まふはお利口さんね〜｣

ま｢うん！！！あのねおかあさん！｣

ま母｢なあに？｣

ま｢まふちゅーにびょーになる！！！｣

ま母｢え？…え！？｣

そ｢あー…俺がそういうのかっこいいよなって言ったんです｣

ま母｢あらぁ〜そうなの！頑張ってねまふ｣

ま｢うん！｣

この時はまふが小さかったから俺もまふのお母さんも冗談だと思ってたんだけどね。ほんとになるとは思わなかった…まだ覚えてんのかな。

そ｢なあまふ〜｣

ま｢どうしました？｣

そ｢お前小さかった頃にさ、まふ厨二病になる！って言ってたんだけど覚えてる？｣

ま｢え、僕そんなこと言ってたんですか！？｣

そ｢うん、俺がかっこいいよなって言ったから｣

ま｢知りませんでした…｣

そ｢そうなんだ｣

ま｢はい…｣

ま(ほんとはそらるさんの言うかっこいい人になりたかったからなんて…言えるわけない…)

そ(なーんだ。偶然か)




ま母｢まふ…ほんとにそらるくんのこと大好きなのね…｣

影からまふの部屋を覗いてたお母さん。

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