ま「主がめんどくさくなったからって放課後はないでしょ…」←(ごめんなさいね!) ページ11
キーンコーンカーンコーン
モブ3「起立!気をつけ!礼!」
クラス「「「「「さようなら!!!」」」」」
先「おー気をつけて帰れよー!!!」
クラス「「「「「はーい!!!」」」」」
A(さて…授業終わったしまふのとこにでも行くか)
モブ1「あ!Aちゃん!まふくんのところ行くの?」
A「そうだよ!あ、私もしかして何か忘れてる?」
モブ1「ううん!忘れてないよ!まふくんにクラスのみんな心配してたよって伝えてほしいの」
A「わかった!伝えとくね!」
モブ1「ありがとう!ばいばーい!また明日!」
A「うん!また明日!」
〈保健室〉Aside
ガラガラ
A「まふ〜…来たよ〜?」
私がそう呼びかけると寝息が聞こえてくる。
まだ寝てるのかな?でも聞こえる寝息は2つ。彼方さんかな?
シャーッ
カーテンを開けてみるとそこに寝ていたのはお兄ちゃん。私は見ぬ振りをして隣のベッドに寝ているまふを起こそうと思った。でもこんなに無防備なお兄ちゃんは久しぶりで思わず触れてみたくなった。
A「うわ…ほっぺふにふに…手触りがいい…優がお兄ちゃんを大好きな理由が分かる…」
(僕はそっちの意味で好きなんとちゃうで?!友人として好きなんやで!?by坂田)
う「んっ……」
あ、起きそう。そう思った私はシャーッとまたカーテンをしめてまふを起こした。
A「まふ…まふ…起きて!」
ま「ん〜むにゃむにゃ……彼方さん…そこ…針山です、よ……すぅすぅ」
どんな夢見てんのかすごい気になる。針山って、何。まふと彼方さんそこに登山しに行ってんの?怖すぎでしょ…じゃない!いい加減起こさないと!
A「まふ!!!いい加減起きろー!!!」
バッ!
私は毛布を取ってやった。どやぁ。
ま「うわぁっ!なになに!?A!?どうしたの?!」
A「どうしたの?!じゃない!もう放課後だから迎えに来たの!早く帰ろうよ!」
ま「え、もう放課後なの?帰る〜」
A「早く!早くしないとお兄ちゃん起きちゃう!」
ま「うらたさんも寝てるの?珍しいね」
A「そんなこと言ってないで早くー!」
ま「出来たよ〜帰ろ〜」
A「うん!」
私たちは急いで保健室を去った。
タッタッタ…ガラガラ
〈うらたside〉
実は俺は起きていた。Aが来る前に。でもどういう顔をすればいいか分からなかったから寝た振りをしてた。またあの頃みたいに戻りたい…
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秋樹@こたぬき(プロフ) - お餅さんありがとうございます!"お互い"頑張りましょうね (2018年7月31日 22時) (レス) id: a02c25799c (このIDを非表示/違反報告)
お餅(プロフ) - 更新楽しみにしてます!( ˙-˙ ) (2018年7月31日 22時) (レス) id: 0b0805d129 (このIDを非表示/違反報告)
秋月りおん(プロフ) - 皆さんありがとうございます。浮上することは少ないかもしれませんがよろしくお願い致します。 (2018年7月22日 21時) (レス) id: a02c25799c (このIDを非表示/違反報告)
藍乃(プロフ) - 頑張ってください!更新楽しみにしてます! (2018年6月13日 22時) (レス) id: 043df64e10 (このIDを非表示/違反報告)
Qz.(プロフ) - 耳あてが消えた…笑笑 いつも楽しく拝見させて頂いています(゚ー゚*) (2018年6月13日 22時) (レス) id: 9e84881ad1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りおつき☆ | 作成日時:2018年6月1日 22時