33．順調 ページ33
サプライズから数日
私は順調に学園生活を送っている
「居た！A〜!今日こそ、アイドルの姿を見せて!!」
『ゲッ!?スバル君!』
何故かアイドルの一部の人からは、私のアイドル姿を参考にしたいと困った注文をしてくるが、、、。
「あ!!また逃げた！待ってよ〜!」
そういう時は逃げるに限る
私はプロデューサーだからな！アイドルじゃないもん!
「こら!お前達、廊下を走るんじゃない！」
そしてご定番、説教オバケこと蓮巳敬人が現れるのだ。
毎回、廊下を走る度に現れるけど、《走ったら現れる》みたいなプログラムでも仕込まれてるのか？
だとしたら、物凄い大変だな
色んな人が学園内走ったら、分身でもしないと追い付かないぞ、、、?
『蓮見君、、もしかして君、人間じゃないのか!?』
「どうやったら、そんな事になる!俺は、立派な人間だ!って、おい!!逃げるな！」
いつもの様に軽く御説教オバケから抜け出して、学園内を自由に動き回る。
騒がしく楽しい日々だが1つ、私には悩ましい問題があった。
「やぁ、A」
ガーデンのベンチで休憩してたら、ふと後ろから声がする。
、、、あーこの声は、
『鬼畜天使ゴホンッ、会長。、、、っと、レオ君!?珍しい組み合わせですね』
鬼畜天使の後ろで、作曲に夢中になってるレオ君がいた。
「彼は、偶然すれ違っただけだよ。まさか、こんな所に居るとはね。そういえばAは、紅茶部には入らないのかい?」
『え!?あー、紅茶部は別に、、興味が無いわけではないのですが、』
危ない、危ない。どうもレオ君を見つけてしまうと、そっちに気をとられてしまう
というか、どんな曲を書いてるのか見に行きたい、、それに、最近レオ君を見ると変だ
なんか変なのだ！私が!悩ましい、、、悩ましいのだ。大問題なのだ！
「A??」
急に頬をむんずと掴んでくる鬼畜天使
女性に何という事をするんだ!
『なんですか！鬼畜天使!』
キッと彼を睨みつける
「やっとこっちを向いたね。全く、誰に夢中なのかな？少し妬いてしまうよ」
そう言って私に顔を近づける鬼畜天使
、、、何やってるんだ?この人。
構ってくれなくて、物理的に距離を縮めようとしてるのか？アホなのか？
「A!!!」
レオ君の声が周囲に響き渡った
そして彼は、ガシッと私の腕を掴み、何処かへ駆け出した
『ちょ、レオ君!?』
一瞬見えたレオ君の表情は、かなり焦っていた
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SY(プロフ) - 翡翠さん» ありがとうございます!!頑張ります! (2019年4月5日 19時) (
レス) id: 393fa5d78e (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 主人公ちゃんの性格が凄く好きです。これからの主人公ちゃんの行動を楽しみにしてます。更新頑張ってください！！ (2019年4月5日 13時) (レス) id: 557ad2f8ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SY | 作成日時：2019年3月15日 4時
