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story10 ページ11
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((your side))
A｢まだ全員の名前....覚えてない....｣
涼介｢え！？｣
涼介が持ってきた写真を見ながら一人ずつ思い出す。
A｢うーんと....薮さんと八乙女さん？｣
涼介｢逆ね。｣
A｢えっとー....あ！伊野尾さん、�睫擇気鵝�｣
涼介｢それ大ちゃんな。｣
A｢あぁ有岡さん！あと...岡崎さん....｣
涼介｢岡本ね｣
A｢中山さん？｣
涼介｢中島ね｣
A｢侑李くん｣
涼介｢これは？｣
A｢涼介！｣
涼介｢ふふ、俺と知念以外曖昧じゃん。｣
当たり前なのに涼介を即答したことで嬉しそうにへらっと笑う涼介。
A｢涼介は覚えてるに決まってるでしょ。｣
ハンバーグと餃子が焼き上がるまで何度も写真を見て確認。
A｢覚えた....！｣
涼介｢おお！丁度ハンバーグと餃子も焼けたよ。｣
ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ
｢｢来た....！｣｣
涼介がボタンを押して、はーいと返事をすると、あたふたしてる私を抱きしめてくれた。
涼介｢ふふ、慌て過ぎ。大丈夫だから落ち着いて、ね？｣
A｢....うん！｣
涼介｢あ、じゃあちょっとここに隠れてて？｣
A｢わかった！呼ばれたら行くね！｣
その時は気にも留めなかった。
“侑李くん”という呼び方が他の皆さんとは違うことも、自然と侑李くんの名前が出てきたことも。
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作者名：ぽぽ | 作成日時：2018年5月19日 18時
