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TH「ヌナ、洗っておくー？」
「うん、お願い。あ、やばっ、私もう出ないと、」
TH「先行っていーよー？俺、鍵持ってるから〜♡」
ワイシャツを腕まくりして嬉しそうに新しい色違いのマグカップを洗ってるテテは鍵を使いたくて仕方ないみたいで。
昨日も出かけて帰って来た時、‘俺が開けまーす！’とまるで新しいおもちゃを与えられた子供のように楽しげに鍵を使って、なぜか得意気に‘どうぞ？’とドアを開けてくれてた。
「戸締りはしっかりね、」
TH「わかってるって。あ！ヌナ！」
パンプスを履きながら、え？と顔を上げればちゅ、と可愛いキスが落ちてきて。
TH「んふふ〜、いってらっしゃいのチュウ〜♡」
「・・・いってきますっ、」
顔に一気に熱が集まったような気がして慌てて目を逸らし、玄関から飛び出すと後ろから‘早く帰って来てね〜！’って新妻みたいな言葉をかけられて。
いや、仕事いけよ。←
心の中でツッコみながらも誰かに見送られて出勤するなんて考えた事なかったから少しくすぐったくて。
でも、悪気はしなくて。
いつもの通勤なのにいつもより軽やかに会社へ足が向く。
だからそんな足取りを会社の手前で止められるとは思ってなかった。
「・・・げ、」
MS「おい、まずおはよう、だろ」
「おはよう、さようなら」
街路樹前のガードに浅く腰を預けるミンソクの前を素通りしようとしたら掴まれる私の右腕。
MS「待てって。少しだけ話せないか？」
「話す前にその手に持ってるコーヒーが空なのを見せてくれない？」
さすがに火傷はしたくないからってイヤミを言えば、彼は苦笑いを浮かべてカップを逆さまにして中身がないことを見せて。
「・・・で？待ち伏せはないんじゃない？」
MS「ジョンデの家に忘れ物したから取りに来たんだよ」
「ああ、そうなんだ」
MS「まぁ、お前にも会いたかったから待ってたけど」
「こんな朝早くから？」
MS「忙しいんだろ、今。ジョンデから聞いてたから夜は時間作ってくれなさそうだなって」
私を掴んでいた手を離し、伏目がちに鼻を触る彼の仕草は落ち着かないときにする仕草なのを思い出して。
最近まで彼とはよく居たはずなのにすでに懐かしいと感じてしまって、ああ、過去の人なんだなぁと冷静に彼を見つめる。
「そ、忙しい。でも時間があっても会わないけど」
MS「随分と冷たいな、A」
切なそうに笑っても私にはどうしようもないよ。
答えは決まってるから。
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じょんくっく - 純愛じゃこりゃ。やられた。最初はただ…うん。でもだんだんほのぼのしてきてまじでやられた。← (2019年10月5日 0時) (
レス) id: c461f78c89 (このIDを非表示/違反報告)
ほうじ茶 - テミンっていったらSHINeeのテミンしか… (2017年12月3日 22時) (レス) id: 5f77ff8aa9 (このIDを非表示/違反報告)
いっちゃん - あいよ！さらばじゃ！続編で会おう！←誰？ww (2017年11月12日 22時) (レス) id: 3d31ebd9bc (このIDを非表示/違反報告)
アウラ(プロフ) - いっちゃんさん» ヌナでしょ！とかミンギュあたりに言われそうで言えないｗｗｗいや、私もコンがこの年末多いから何枚積めるか・・・。雑食は大変だよね(>_<)お互いどこかで当たりますように☆また2でお話ししましょ〜＾＾ (2017年11月12日 21時) (レス) id: 32a01a5ded (このIDを非表示/違反報告)
いっちゃん - めっちゃ送ってごめんなさいTTオンニも何かのグループ当たったら私の分いってほしい！ (2017年11月12日 20時) (レス) id: 3d31ebd9bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アウラ
| 作成日時：2017年9月24日 11時
