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第七十三話「優しさ」より
Aのそばにいたい、という思いで羅刹になった沖田。
屯所が変わった直後、Aを無理やり部屋に連れ込み
「その力で、千鶴を守ってほしい」と羅刹になってしまった沖田に言うA。
一方沖田は、「Aの為にこの力を得た」という思いでAに対し、感情的に責めてしまう。
A「貴方なら、千鶴を守れる。」
Aの鋭い視線に対し、沖田は何度も首を振った。
まるで、Aの意見を全否定しているかのように。
沖田「違う、僕が守りたいものは……大切なものは……！」
「君なんだ」という言葉は続くことなく、
彼はAに行動で示した。
A「っっ！？」
「彼女をなによりも愛している」という気持ちが募り、Aの腕をひっぱった瞬間、
ゴッ
という鈍い痛みが腹部に突き刺さる。
目の前には困惑した顔のAが真っ青になっていくのが見えた。
沖田「……これが…愛の、重み…ってやつなのかな…」
A「ご、ごめん沖田君！腕ひっぱるの速かったからつい…蹴ってしまった……。」
沖田「そ、そういうとこも…好きだよ……その、おちゃめな感じが…っ」
A「おなか押さえながら座り込んで言われても、本気に思えないかも…」
監督「はい、カットー。」
A「足が出てしまってすみません…でした」
監督「抵抗力がグッドだねー、沖田君、それたぶんあばらいっちゃってるよ」
沖田「そ、そんな…きが…してました……ぅっ」
A「おきたくんーーー！」
・・・・
八十七話「出会い」より
過去編
城から抜け出してきた風間は人間の里の近くの桜の木へ…。
風間「…どうしたものか」
ふぅ、と年に似合わないため息と同時に、
？？「ねぇ、そこの君」
自分と同じくらいの年の声が頭上から響き、
風間は警戒して刀に手をかけた。
？？「やだな、そんなに警戒しないでよ」
中世的なその澄んだ声は、風間をなだめるように言ってから
まるで天使のようにふわｒ「ガザッ…バサバサバサッ…ガン！…バキッ！！ドスッ」
風間「！？……！？」
A「ごめんなさい、こけちゃったーあはは、あ、血でてる」
風間「救急車呼べ！！」
A「やだなー、千景君、救急車なんて今の時代ないよ」
風間「頭血だらけのヤツは黙ってろ！」
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前田のさぶ(プロフ) - 初めてこんなに感動しました、とても切なくていいお話で涙が止まらなかったです。夢小説でこんなに感動したのは数年で初めてでした本当にありがとうございます！🥲お疲れ様です😌😌 (2022年8月31日 11時) (
レス) @page36 id: aeb32198b3 (このIDを非表示/違反報告)
美姫(プロフ) - 最高から一気に読ませていただきました。このような最高な作品を作ってくれてありがとうございます！本当に涙が止まりませんでした。本当にありがとうございます！何度でも読み返していきます。 (2021年7月16日 4時) (レス) id: ac5aee6225 (このIDを非表示/違反報告)
黒豆粉 - 最高でした…。 (2021年3月18日 22時) (レス) id: a216a85358 (このIDを非表示/違反報告)
彗羽(プロフ) - 泣きました。とてもしあわせな作品をありがとうございます。アニメにそうのではなく、オリジナルの展開がたくさんあって、本当に楽しく読ませていただきました。また、読みます。何度でも読みたくなるお話でした。 (2018年12月16日 13時) (レス) id: 3386061a83 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 最初から読ませていただきました！ほんとうに素晴らしい作品です！！ありがとうございました！ (2018年8月9日 17時) (レス) id: 534d1c515e (このIDを非表示/違反報告)
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