第一話「日常」 ページ3
ふと目を覚ますと、忌々しい自身の白い髪が目に入った。
その色になんとなく目を離さないでいると、
外で小鳥が鳴いているのがふと聞こえてくる
もう、こんな時間・・・
日は完全に上がりきっているのがその明るさでわかり、
体をゆっくりと起こした。
紺色の着物に袖を通し、信頼なる仲間のもとへと足を運ばせる。
・
A「かざま、不知火くん、天霧くん、ごめんなさい、寝坊した」
出来るだけ速足で三人のもとへ駆け寄る
私があせるように足を動かしているのを見て、金髪の青年がため息をついた
風間「そう焦るな、みっともない」
天霧「大丈夫ですよ、風間さんも先ほど来たばかりです」
風間「おい、天霧」
A「じゃあ、遅れてごめんなさい、不知火くん、天霧くん」
風間「素直に言うことを聞くな、馬鹿者」
私が風間の近くに行くなり、頭をぽかりとたたかれる
不知火「風間ー、女の子に手を挙げるなんて、男がしちゃいけねーだろー」
不知火くんがにやにやと笑い、「だからモテないんだよ」と付け加える
風間「ぐっ・・・」
A「風間、モテない？・・の？」
不知火「そぉそぉー、モテないっつーのはぁ」
天霧「不知火、そこまでにしなさい」
・
・
・
そんな戯言を交えながら、私達が向かったのは池田屋
何やら人ばらいがされていたようだったけれど、不知火の後に続いてあっさりと中に入った
A「人ばらいされてた？」
風間「長州藩だろう、気にするな」
A「・・・私達、薩摩藩だよ？」
風間「しらん」
天霧「不知火が言いくるめたようですよ」
あぁ、なるほど、と相槌をうって、三人だけの部屋でお酒を飲んだりと
くつろいでいた
その時
外の様子がなにやら騒がしくなり始めた。
外の者はどうやら忍び足で行動しているようだが、戦闘を何度か経験している私達には騒がしいとわかるような足音で、どうやらその足音はこの池田屋付近で止まったようだ
A「外が騒がしい、狙われてるの？」
風間「何故俺を見る」
天霧「その気持ちもわかりますが、たぶん、幕府の犬どもでしょう」
そっと外を見ると、浅葱色の羽織を着た集団が何やら物陰に隠れていた。
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鎖月零(プロフ) - 柚翔さん» 返信遅れてすみません！！コメントありがとうございます(´｡･v･｡｀)更新頑張ります！ (2015年7月8日 12時) (
レス) id: bf34af8d05 (このIDを非表示/違反報告)
柚翔 - この作品おもしろいですね！ (2015年5月6日 22時) (レス) id: b3c4fb2e98 (このIDを非表示/違反報告)
鎖月零(プロフ) - 沖田一さん» ありがとうございます！一君、これからばんばん活躍していくので、是非ヽ(=´▽`=)ﾉこれからも更新頑張ります！ (2015年3月14日 23時) (レス) id: be1d50e619 (このIDを非表示/違反報告)
沖田一 - キャァァァー、斎藤さん、可愛すぎる！(・∀<♭) 応援してます！頑張ってください！ \(*´∀`*)/ (2015年3月12日 22時) (レス) id: 3c29be49e6 (このIDを非表示/違反報告)
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