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苦労した案件も無事に通って、一安心。
新しい案件も急がなくていいし、この様子だと今日はこのまま上がれるかな。
ユンギに連絡しておこう。
JM「Aさん、今日、飲みにいきませんか」
スマホから顔を上げると、さっき上がったばかりのジミン君が、二課からテヒョン君と一緒に戻ってきた。
「ごめん〜、今日は先約あり!」
JM「あー、ユンギさん、ですか」
んー、あってるけど、あってないかな。
今日は本命が違うもの〜。
「んとね、今日は若い男前と飲むの♡」
JM「は・・・?」
TH「Aちゃん、まさかの浮気!?」
‘それとも二股してるの?!’と慌てるテヒョン君。
テヒョン君とは対照的にお目目まんまるにして絶句のジミン君。
「ふっふっふー、いいでしょー。だから楽しみにしてんの♡」
JM「わ、若い男前・・・!?」
TH「Aちゃんは悪い女だったんだね・・・」
テヒョン君のマネしてイシシ、といたずらに笑えば、
ジミン君は口元押えてまたまた絶句だし、テヒョン君は・・・やべやべ、ニラんでるじゃん。
「あは(笑)ウソウソ〜。ユンギの後輩君なの。人見知りだったのに慣れてくれてからは、めっちゃかわいい弟みたいな感じでさ」
ユンギと三人で飲むんだ〜、と付け加えれば二人してホッと胸を撫で下ろすから可笑しい。
JM「あーびっくりした・・・。じゃあジンさんのとこに?」
「そそ。てことでわたしも上がるね。お疲れ様〜」
JM「あ・・・、はい、お疲れ様です」
話しながら帰る支度も済ませて、周りに挨拶しつつオフィスを出るためさっさと歩き出す。
出入口に近いサラのいる二課に顔を向けると、電話中のサラが片手をひらひらとさせてる。
口パクでお疲れ、と言うと後ろから、
TH「ジミナー、ジンさんのところなら俺らも行っちゃうー?」
後輩コンビの予定が聞こえてきた。
振り返ればお得意のイシシと笑う声と、悪だくみを考えてそうなお顔の五歳児テヒョン氏が見える。
・・・やーな予感しかしない。
わたし、知らない。聞いてないから。
まさかね。来ないでしょ。うん、来るなよ。←
昨日の今日でユンギがいるところに来るとは思えない。
そう思って、わたしはオッパの店へ足早に向かった。
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アウラ(プロフ) - ellieさん» いつもお付き合い頂き本当にありがとうございます!!さて、もうすぐラストです・・・!2で終わらなくてごめんなさい!wでもあと少し。心の準備お願いします( *´艸`)最後までお付き合い下さいませ☆ (2017年9月15日 13時) (レス) id: 32a01a5ded (このIDを非表示/違反報告)
ellie(プロフ) - またまたでごめんなさい。書かずにいられない!もう甘いユンギにきゅーんときちゃいました!ありがとうございます。これ、あれですか?ユンギから……心の準備しときますね。(ノ´∀`*) (2017年9月15日 0時) (レス) id: 0afbc283eb (このIDを非表示/違反報告)
アウラ(プロフ) - さらんさん» 一気読みして頂けて光栄です〜!!(≧▽≦)今彼ユンギか後輩ジミンか。オチは・・・最後までお付き合いくださいませ!wwさらんさんの作品もお邪魔しにいきまーす! (2017年9月1日 23時) (レス) id: 32a01a5ded (このIDを非表示/違反報告)
さらん(プロフ) - すごく面白くて一気によんでしまいましたwwwwww私はこのままゆんぎと幸せになってほしいです← (2017年9月1日 22時) (レス) id: 944861b0b4 (このIDを非表示/違反報告)
アウラ(プロフ) - バコさん» お読み頂きましてありがとうございます〜!ユンギのヤキモチ、たまらんっすよね( 〃▽〃)作者もですwww更新頑張ります〜!(*ゝω・*)これからもお付き合いくださいませ☆ (2017年7月20日 8時) (レス) id: 34a3e6fa2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アウラ | 作成日時:2017年7月7日 14時