7【後悔の創造】 ページ7
まふまふside
ああ、本当にあの日に来てしまった。今、目の前でこの女を食べなかったら繰り返されるに決まっているのに、と思いながら衝動を抑えた。
「気を付けてね、段差あるから。……ようこそ、我が家へ!」
「まま〜!!あ!吸血鬼さんだ!!」
「そうよ、今日から家族なのよ。よろしくね。」
ありえない。こんなことあるはずが……いやいや、最初だけだこんなの!!あとから絶対に何かあるはずだ、信じちゃダメだ
「わぁーい!ピクニックー!」
「危ないわよ〜はい、まふくんもどーぞ!」
「おいしい?」
「おいしいよ、まま!」
「まふもずっと一緒に居ようね!」
「ふふ、家族が増えるっていいわね。」
どれだけ時間が過ぎても楽しいことばかり。あれ、おかしい。こんなわけない………嘘だ、全部創造だこんなもの!
はっとして意識を覚醒させると「わかった?」と僕を見る天月くんがいた。周りにはそらるさん達も居た。わかってたまるものか………そう言いたかったのに、中々言葉が出ない。
る「……まふ?大丈夫?」
ま「う、そだ……嘘だ嘘だ!!みんなが作った記憶でしょ?ねぇ!」
う「『back』!!」
ま「うそだ……なんで消えないんだよ!!!」
見かねたうらたさんが『back』そう唱えた。この魔法は嘘や作り出した魔法をすべて戻す、つまりはリセットするという意味だ。
それでもいっこうに消えないさっきの場面。これが本当ならば僕は罪深い吸血鬼となり、一生Aに償わなければいけない。
『っ、……いった……』
さ「A!?大丈夫?」
る「気分はどう?」
『坂田さん、大丈夫です。…っ、……善くはないですかね……』
タイミング悪く起きてしまったA。ああ、どうしよう、どうやって償おう、顔なんか合わせられない。………でも、
_人間が醜いことに変わりはない_
Aは信じてもいいのだろうか。いや、信じなければならない。会ったときから「今回は違う」そう思った。前の家畜(えさ)だった人間も僕に身体の欲求を求めた。それからもう二度と許すまいとしていた。それなのに、そんな固い掟が今、揺らぐのはきっと目の前のAのせいだろう。
ま「………ご、ごめん、なさ……」
『っ、え……?』
ま「……、これを背負って生きていかないと、っ………『エターナル』!」
そう唱えた。
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ちょこ - 更新が止まってます!戻ってきてください!続き楽しみに待ってます!(´;ω;`) (2022年5月25日 17時) (レス) @page23 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
玲央(プロフ) - きったあああああああああ 一推しグルきったあああああああああ (2019年12月31日 15時) (レス) id: e6e1ae29a5 (このIDを非表示/違反報告)
恋花レンカ - 応援してます!すとぷりメンバーかな?続きが楽しみです! (2019年12月18日 11時) (レス) id: 1d9528a5e6 (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - 雛さん» わああ!!コメントありがとうございます!!更新頑張ります!! (2019年12月14日 8時) (レス) id: 2bdc6ab8ba (このIDを非表示/違反報告)
雛(プロフ) - 更新楽しみにしています!!!もうこの作品好きすぎて発狂しそうです!!!(?) (2019年12月11日 6時) (レス) id: 5862d10b26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なの | 作成日時:2018年7月2日 19時