風邪 ページ7
私今日は、朝から気分が良くない。
何だか、少し頭痛があって、熱い。
もしかして風邪かな?
でも今日は学校と秀明でテストがあるから頭が良くない私は休んじゃダメ。
だから私のお母さんには何も言わずにいつもどうりに学校へ向かった。
そして無事に学校と秀明の授業も終わり家に帰る。
でも、だんだん頭痛もひどくなってきて私は壁に手をあてながらトボトボ歩いた。
あ〜、体が熱くて重い〜。
===============黒木side================
あれ?
あそこにいるのアーヤじゃないか?
やっぱりアーヤだ。
でもいつもと違う。
いつもはきちんとまっすぐ歩いてるのに今日は壁に手をあててフラフラ歩いてる。
どうしたんだ?
俺は心配で周りにはまだ人はいたけどアーヤに声を掛けることにした。
ある程度アーヤに近づいてから、
黒「アーヤ。」
俺はアーヤの名前を呼んだ。
するとアーヤはゆっくり振り返った。
黒「!」
でも、アーヤは少し汗をかいていて、呼吸は荒く、目の半分しか開いていなかった。
彩「黒木君。」
アーヤの声はとても弱々しかった。
もちろん周りはすごくざわついていた。
無理もない。
KZに入ってる俺が女の子に話しかけてるんだから。
でも、そんなこと気にしない。
黒「アーヤ、大丈夫?」
彩「だいじょぶだよ。少し疲れただけだから。」
黒「アーヤ!」
言い終わったとたんアーヤが倒れた。
俺がなんとか受け止めた。
アーヤの額に手をあててみるとすごく熱かった。
これはまずい。
あたりはすごいざわつき。
俺はアーヤをお姫様抱っこして秀明の出入り口に向かおうとした。
けど、周りにいた生徒が邪魔で通れなかった。
黒「どいてくれないかな?」
俺はあまりにも焦っていてつい、声のトーンが下がってしまった。
みんなは驚きの目で俺を見てすぐにどいてくれた。
俺はすぐにアーヤの家に向かった。
こんな熱で秀明に来るなんて真面目だな。
そしてアーヤの家に着いた。
が、家の明かりは全て消されていて人がいる気配がなかった。
黒「アーヤ、家の人は。」
彩「同窓会でいない。」
同窓会?
マジか。
彩「はあ、はあ、黒木君、これ、家の鍵。」
アーヤがスカートのポケットから家の鍵を出した。
俺はすぐ、その鍵を受け取って家の中に入った。
そしてリビングのソファにアーヤを寝かせた。
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異世界 - 面白いでーす。 (2020年11月30日 18時) (レス) id: 6af34b799f (このIDを非表示/違反報告)
加奈 - 未だわからないねェ。本当に好きな人がさ。 (2020年4月6日 14時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
ちー - 最高にキュンキュンしました! また5 かくかんけいとかつくってほしいです! (2019年7月7日 20時) (レス) id: 9422517b5f (このIDを非表示/違反報告)
みふぅ(プロフ) - めくりんさん» ありがとうございます! (2019年3月12日 6時) (レス) id: 0702c7935e (このIDを非表示/違反報告)
めくりん - とってもおもしろいです!! (2019年3月11日 23時) (レス) id: 01167813ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マカロンY | 作成日時:2018年7月25日 22時