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firth王子様:上杉君 ページ13

彩side

私、立花彩です。

実は今、トラブル発生中!

なんと今日、私が秀明の授業のあと、先生の手伝いをしてやっと帰れるっと思ったら!

なんと!大雨だった!

私、運悪く今日は傘を持ってきてないんだ。

ほんと、ついてないな〜。

秀明にはもうほとんど誰もいない。

私は少し雨が収ままで秀明で雨宿りをしていた。

上「立花?」

え?

私のこと?

振り返って見るとそこには上杉君がいた。

彩「あっ、上杉君。ど、どうしてここにいるの。」

私の胸がドキドキする。

作(この時点でアーヤは上杉君のことが好きだって誰でもわかります。)

久しぶりに見た上杉君が少し大人になったように見えた。

上「いや、先生の手伝いしてた。」

彩「私も。」

うわっ、偶然だね。

上「もしかして、傘持って来てないのか?」

彩「う、うん。」

あ〜、絶対、こいつトロいなって思われてる。

上「俺も忘れた。」

え!?

あの上杉君が!?

いっつも天気予報を欠かさず見てそうな上杉君が!?

上(そんなに俺は天気予報に興味ねーよ!)

上「で、立花はここで何やってんの?」

彩「雨宿りに決まってるでしょ。」

上「こんな大雨で雨宿りって、ぷっ。」

な、なんで笑うの!?

上「わりー、わりー。こんな大雨を少し待ったって、絶対にすぐには収まらないって考えはねーのかよ。」

彩「あっ!」

あ〜、上杉君が爆笑してる。

ほんと、私は考え方が鈍いな。

彩「じゃあ、上杉君ならこういうときどうするの?」

上「ん〜、走る。」

走るの!?

上「待ったって時間の無駄なだけどろ。」

彩「まあ、それもそうだね。」

上「じゃあ、行くか。」

上杉君は私の手を取ると大雨の中を走り出した。

///////////////////////

ドキドキが止まらない。

こんなこと初めてだもん。

それにしても上杉君の足が速すぎてついてくのが精一杯。

でも、半分くらい引きずられでるようなもんだけど。



そして私たちはやっと家に着いた。

彩「ちょっと待っててね。すぐに開けるから。」

私は家の鍵をカバンから取り出して開けた。

上「お前んち、今誰もいねーのかよ。」

彩「うん。みんな用事があって。」

上(一人で留守番なんて危険だろ。)

そして中に入って電気をつけた。

は〜。

雨からの解放感ってこんなに嬉しいものだったっけ?

彩「タオル持ってくるからリビングで待ってて。」

2人きり→←帰り道



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作品ジャンル:恋愛
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異世界 - 面白いでーす。 (2020年11月30日 18時) (レス) id: 6af34b799f (このIDを非表示/違反報告)
加奈 - 未だわからないねェ。本当に好きな人がさ。 (2020年4月6日 14時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
ちー - 最高にキュンキュンしました! また5 かくかんけいとかつくってほしいです! (2019年7月7日 20時) (レス) id: 9422517b5f (このIDを非表示/違反報告)
みふぅ(プロフ) - めくりんさん» ありがとうございます! (2019年3月12日 6時) (レス) id: 0702c7935e (このIDを非表示/違反報告)
めくりん - とってもおもしろいです!! (2019年3月11日 23時) (レス) id: 01167813ca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マカロンY | 作成日時:2018年7月25日 22時

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