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両親が早く死ねばいいのに、なんて願ってしまったんです。




全て狂ったのは、きっと小学五年生に上がってすぐでした。母親がライバーを始めたんです。


ライブ配信アプリの名前は出せませんが、事務所直接のお誘いで、公式のライバーとなりました。毎日毎日顔出し配信をしてとてもとても楽しそうでした。



初めのうちから、良い感情は抱いていませんでしたが、まだ許せたんです。でも次第にエスカレートしていって、学校から帰るといつもいつも部屋に入るな、入ったとしても出て行け、などと冷たくなりました。



露出の多い服を着て、顔も知らない誰かのために頑張る母親が気持ち悪くて仕方ありませんでした。



もともと、自分は幼い頃から『両親がいなかったら自分はどうなっていたのだろう』など、変なことを考えるような子どもだったのですが、この時初めて、はっきりと、母親が嫌いだと感じました。




その頃同時進行のような形で、自分は性別というものに違和感を感じていて、とにかく女の子になりたかったんです。




自分の上には姉が2人いて、男兄弟は自分と10個上と6個上の兄2人でした。



自分が生まれたとき、両親が望んでいたのは女の子で、自分は男という性別に疑問ばかり抱いていたんです。




そんな中の出来事で、まさに泣きっ面に蜂状態。




次第に両親での喧嘩も耐えなくなりました。



『配信か家族か選んでくれ』という父に対して、『配信はやめたくない、これは仕事』と言い張る母。




兄2人は東京の寮付きの学校に通っている兄と、成人して一人暮らしをしている兄で家にはいない。姉2人もそれぞれ大学生と富山県の女子高に通っていて、家には両親と自分だけでした。



毎日毎日夜になると自分の部屋にまで、届く喧嘩の声。もう嫌になって、何度も何度も死にたい、という感情を抱きました。




誕生日の夜ですら配信を優先されて、誕生日なのにも関わらず、夜に声を殺して泣き寝入りしました。




学校の先生に匿名の手紙を出したこともありました。




何でもかんでも思ったこと全てを鉛筆で紙に殴り書きしました。中には死にたい、を延々と繰り返し書いているだけのものもあれば、将来なりたいもの、今苦しいこと、など書いていることはばらばらでしたが、少し気が楽になったんです。



届かなくてもいいから、わかって貰えなくてもいいから、とにかく悩みを吐き出したかった。




書いた紙の量はえげつなく、溜め込みすぎたな、と自分で思いました。




鉛筆の芯も書けなくなるまですり減っていて、こんなに書きたいことあったんだ、なんて他人事のように思っていました。




学校は唯一楽しくて、勉強は好きじゃないけど得意で、テストは毎回いい点数でした。




だからこそ、点数が低いと、周りから『○○に勝った〜!!』など、意味もわからず自分は勝負に引き込まれ、挙句の果てには相手の勝手な都合で負かされていたんです。




それが嫌でたまりませんでした。学校の唯一嫌なところでした。




そんな中、自分はあるものにハマりました。




VTuberというものです。




とにかくそれに救われました。




声優をめざしていた自分は、今度はVTuberになりたいと思うようになりました。




この人たちと喋りたい、会いたい、一緒の舞台に立ちたい、対等になりたい、などとたくさんの希望を持ちました。





それが唯一の支えだったんです。




でも、よく考えたら自分がVTuberをやることが出来るようになるころに、今の自分が憧れているVTuber達はライバーをやっているだろうか、なれたとして、ちゃんと上手くいくのだろうか、そもそもにして、自分はライバーになれるのだろうか、




そんな不安が自分をより苦しめました。




最低でも、高校生になってからでなければ、東京にすらいけません。




それがまた悔しかった。




コロナにかかるライバーさん達が増えて、やりたいことは諦めるしかないのかな、なんて考えました。




自分の体が怖くて、お風呂もあまり好きじゃありませんでしたが、それも何となくVTuberで緩和されていました。




猫を飼っていて、世話を半ば押し付けるような形で任されていました。少しの反抗のつもりでトイレをやるのを放置してやったと嘘をつくと、父親が悲しかった、と失望した、とそう言ったんです。




自分はそれがどうしてもゆるせませんでした。



どうして、どうして自分がこんなことをしたのかなんて微塵も知らないくせに、勝手に期待して、失望して、うざいったらありゃしない。




気持ち悪い、話しかけるな、消えろ、その時から明確な嫌悪感を実感しました。




何も知らない、知ろうとしてくれなかったあんたらが両親?ふざけるな



いいときばかり両親面して、うざいんだよ




やりたかったこと何一つ、自分はやれてない。




苦手だった社会のテストが100点だったとき、褒めてなんかくれなくて、『挙句部屋に入るな』



読書感想文が新聞で賞を取ったとき、母親は関心を持たずにすぐスマホに戻り、父親はすぐに母親の愚痴へと変わる。




ほんっっとにクソみたいな人生だと思いました。




そして、両親が早く死ねばいいのに、なんて思うようになりました。





自分はおかしいのでしょうか





両親が、早く死ねばいいのに、なんて思うのは





いけないことでしょうか。







いまだに、よく分かりません。





変な形なりましたが、これで終わりたいと思います。ここまで読んで下さりありがとうございます。

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ウェザーリポート - 長文失礼しました。 (2022年8月6日 18時) (レス) id: c8b0c1c5c5 (このIDを非表示/違反報告)
ウェザーリポート - うちの家は色々と甘いので「自分の好きな生き方をしろそして後悔することをするな。」といわれているので作者さんの親が許せないです。ブイチューバー頑張ってほしいです!!応援しています。 (2022年8月6日 18時) (レス) id: c8b0c1c5c5 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - コメント、失礼します。私も親のこと嫌いですし4んで欲しいと思います。もちろんあまり大きな声で言えないことですが、けれど作者様の身に起きたことを考えると普通の人でもそう思いますよ(上から目線ですいません。)お疲れ様です。 (2022年3月7日 23時) (レス) id: d03228c484 (このIDを非表示/違反報告)
葉っぱ - でもこれが私の本心です。本ッッ当に長文すみませんでした。 (2022年3月7日 18時) (レス) id: 2f7b225366 (このIDを非表示/違反報告)
葉っぱ - あなたはおかしくありません。そう思ってしまうことは仕方がないことです。もっと自分を誇っていいです。あなたは十分にすごいのですから。Vtuberになっていいじゃないですか!夢を諦めないでください。全然一言では収まり切りませんでしたwきれいごとですみません。 (2022年3月7日 18時) (レス) id: 2f7b225366 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:匿名 | 作成日時:2022年2月23日 16時

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