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【名前】

 ヤエガシ ハジメ
 八重樫 一

【性別】

 男

【年齢】

 28

【通称】

 正常者。(知ってしまった者の間では)鬼畜執事。

【妖怪名】

 座敷童子

【仕事】

 執事

【性格】

 明るいおちゃらけたただのあほ、と思わせ、油断を誘う為の演技をしている用心深い性格。基本的に自分と身内以外の妖怪を信用していないが、それを表に出さない知恵者。身内以外には冷徹で、此方からはいつでも切り捨てられるようにしている。性格凶悪。若くして執事という職に就いた努力家で、一方的に信頼されてもそれが当たり前だと思うくらいの自信家。職務中はストイック。言いたい事は忖度してからハッキリと。借りはキッチリ返す。

【能力】

 領域内ではそれなりの権限や力を持つ能力。

 庭の剪定や、大量の食器を出したり運んだり仕舞ったりすること、広い御屋敷の掃除、窓拭きに普通は尽きてしまう体力は、この能力のおかげで有り余っている。

 御屋敷全ての扉、窓を一斉に閉める又は開けることのできる権限、あまりに失礼なお客様、もしくは御主人様に対して悪意のあるお客様だと使用者が認識すれば、強制的に外に閉め出すことができる権限、御主人様が呼んだとき、御屋敷の中ならいつでもどこでも現れることができる権限、など色々な権限を持っている。

 誰が何処にいるか、何処に何が有るか等、現在の御屋敷の全てが把握できる権限もある。専らこの権限を使うが、この権限は強力なので、使いすぎると権限が能力の割合の大部分を占めてしまう。

 まとめると、ハウスキーパーとしての役割をしっかり果たせる能力であり、領域という御屋敷内では強いが外では何の意味もなさない能力といえる。

【言葉】

 「笑う門には福来る」

 笑うだけで幸せになれる、とはなんと素敵なことなんだろうと思っているので、よく笑っている。実際運は良い。

【容姿】

 癖のある短い黒髪は執事としては相応しくないように見受けられるが、意外なことに艶があり、どこか人を惹き付ける魅力、具体的には、わしゃわしゃしたら絶対気持ち良いだろうな、とすれちがった程度の者が思わず感じるほどの魅力がある。淡い桃色の瞳はこれ以上ないほど澄んでいるように見えるが、芯には苛烈で鮮明な赤がある。薄い唇は弧を描いていて、柔らかい印象を懐きやすいが、それが横に固く結ばれたときはまた違った印象を周囲に与えることだろう。作り物、正確に言うと陶磁器のような、白いすべすべとした肌は、本当にこの世のものなのか。喉仏や鎖骨がどこか背徳感を感じさせる。細マッチョで高身長の美青年は、頼り甲斐があり、女性を口説きやすい容姿と言い変えることができるであろう。筋張っていて、ゴツゴツとしている手、細く長いが所々にマメがある指は、しっかりと己が仕事をしている証で、誇っていい筈だ。


【服装】

 きっちりとした執事服。わかると思いますし、説明は面倒なのではしょります。常時白手袋着用。

【特技】

 御茶を淹れること。

 家事全般が得意だが、そのなかでも御茶に関しては卓越した技術を持つ。

【サンプルボイス】

「こんにちは、美しい御嬢さん方! 僕は八重樫 一っす! 気軽にはじめって呼んでくださいっす! え? 野郎は御呼びでないっすよ? ……ははっ、うそうそっ、冗談っす! 仲良くしてくださいっす!」

「紳士的? いえいえ、とんでもないっす! ……あっ、でももしかしたら……くすっ。そうっすね、あなたにはそうかもしれないっす」

「あーらら。見られちゃったっすね、ははは。これは……二人だけの秘密、っすよ?」

「ぶふぅっ! 面白いジョークっすね! 人間を復活させるなんて! ……発言には気をつけた方がいいっすよ? 何処で誰が聞いているのか、わからないんすから」

「何かを変えるには相応の犠牲が必要不可欠。僕は、そう思わずにはいられないよ。仮に、人間を復活させたとき、誰かの精神は崩壊するかもしれないし、誰かは毎日を怯えて過ごすかもしれない。ほら考えて! 犠牲を払ってでも自らのエゴを押し通すの? ……何も言えない? あはははは!! 結局、現状維持が一番だよねー! __とか言って! 今日が何の日かわかるっすか? エイプリルフールっすよ、エイプリルフール!!」

「んー、仇に関する情報はあらかた抜き取れたかな。それにしても、べったりひっついてきてキモいし、ずっとまとわりついてきてウザいし、持ってる情報はあんまり役に立たないし……ホント、ダメだなコイツ。早く切り捨てよう。……独り言長くてごめんなさいっす! とでも言うと思ったかい? 最初から利用してただけだよ。ばァか。……くくっ! なにその顔ー、傑作。え? なに? 豚の鳴き声しか聞こえない。くははっ、ぎゃんぎゃん喚いてうるさいなぁもう。自称友人さん、もうあなたは要らない。勝手に死んで、どうぞ」

「……待ってて母さん、あと少し」

「ひっ、人間っ!? あ、あ……。そっすよね。こんなところに人間なんかいないっすよね。……ところで、さっきのこと、忘れてくれないっすか?」

「御主人様、御呼びでしょうか。……はい、キッカリ午後三時ですね、ふふふ。側近と連携し、最高の御茶会になるよう用意させていただきました。こちらです」

「全ては御主人様の仰せのままに」

【一人称、二人称】

 僕、私、あなた、YOU、YOU様……等

【関係】

 募集中です!


 リーリア・シェシェラニー様との関係↓

「これから申し上げることはほんの、愚見でございます。主従関係の筈なのですが、可笑しなことにリーリア王女は執事の私にまで敬語で物事を仰ります。過去、人間に誘拐されたこと、殴られたことまであるのだとか……王家の警備はどうなっていたのでしょうか。人間の血が混じっているといえど王女です。このままでは些か問題があるのでは? ……なーんちゃってっ! 笑ったら絶対可愛いっすよね! ……ヴぇっ!? いやいやいや、ロリコンじゃないっすよ!? ……三十路近いじゃんって、改めて言われると傷つくっすね。そんなに勝手に決めつけないでくだ……どぉして誰も信じてくれないんすかぁあああ!?」


 フィネフィユ様との関係↓

「フィネフィユのことっすか……慣れ初めって言い方アレっすけど、熱出してたので看病したんすよね、ハーブティーとか無理矢理飲ませて。……はは、イヤだなぁ、僕がそれだけの御人好しだとでも? 対価として私的な情報収集を手伝ってもらってるっす。ま、今となっては会う目的が荒んだ心の癒しになってるんすけど。撫で心地良いんすよね……あぁ、その通り、ここだけの話っすよー! 騙したらほだされた関係っていうんすか? コレ」


 澪様との関係↓

「澪王子のことですね……自室から初めて外出なさる御姿を拝見したのが私でしたからでしょうか。刷り込み、と言うんですか? 私を大変信頼されているようです。前任のことは良く知らないので何とも言えませんが、やはりここの警備はザルすぎます。窓を開けたまま王子から目をはなすなど、ふっ……失礼。……ま、可哀想っすよねー。ヒヨコみたいについてくるもんで、つい世話焼いちゃいますけど、それだけっすね。主従関係っす」


 九鬼礼雅様との関係↓

「あのポンコツ後輩執事の話っすか? あー、はいはい。今日も皿割ったんすね、アイツ。慣れたっす。まかないをあまりにも美味しそうに食べるもんすから……もう、一周まわって可愛く思ってるっすー! リーリア王女に相手にされないからって愚痴ってくるのは困るんすけど。だいたい、女なんてあっちから寄って来るもんじゃないっすか。自分から何をするべきなのか、とか、どうして避けられるのか、嫌われてないか、なんて知らないっすよ。良いアトバイスを思いつかなくて、でも失望されたくなかったので、つい意地悪なこと言っちゃったんすけど、気にしてないっすかね……? アー、ココロがイタイッスー!」


 和泉様との関係↓

「和泉様のお話、でしたね? ええ、そりゃあもう驚きました。能力で目の前にいらっしゃるのは和泉王子だとわかっていても、いえ、わかっていたから、でしょうか、思わず五度見してしまいました。執事失格ですね、これでは。前より明るくなられて大変喜ばしいことです。……努力は認めるっすが、尊敬するっすが……はー、何でこうも、うちにはまともな王子がいないんっすかねぇ……。昔のことを掘り返されたくなさそうなのに、何故か命令しないこと、ずーっと疑問に思ってるっす……言えってことっすかね? ま、嫌がりそうなんで絶対にしないっすけど。それはそうと、ミスター・キャニオン可愛いっす!」


 ジゼル様との関係↓

「彼女の話、っすよね? エッ、あー、ちっ、ちがうっすよ? 色恋沙汰ではないっす! いわゆる、カレカノでは……え? 彼女のもとへ、花束を持って通いつめているだろ……って、何で知ってるんすか!? 見られてるなんて考えもしなかったっす……。えーと、……母の墓があるんすよ、そこ。……はい、時々喋ったりするっす。再三言うっすが、色恋沙汰ではないっす。実は僕、彼女の名前も知らないっすから。……えぇ、はい、自己紹介する前からの恋、そうつまり一目惚れ……ってちがうっすよ! 何言わせるんすか!? もー!」


【人間に対する想い】

 関わりたくないという拒絶と幼い頃にあった出来事からトラウマとしての恐怖。

 とある特定の人間には攻撃的だが、その他の人間には恐れしかない。

 ハーフは、その親に侮蔑こそあれ、どうでもよく思っている。

 親への感情が恐怖ではなく侮蔑なのは、産まれた子を守ること、例えば、人間を復活させ、ハーフを珍しくないようにしようと活動するだとか、正常者に会わせないよう手を尽くすだとか……もせず、放置しているから。

【人間がいたころの過去】

 母と二人でとある人間の家に住み着いていた。だが、ある日住み着いていた家の人間がいなくなり、新しく家にやってきた人間によって母が目の前で殺された。「妖怪の癖して、ここを自ら出ていくなんてのたまうなんぞ、生意気よのう。……まぁ、座敷童子がいる家は儲かるらしいと小耳に挟んだことがある。お前の母はたわけたことを申したが、お前は何もしていない。ここにいてよいぞ。ほら、近う寄れ」これがその人間の言葉だ。なんて傲慢なのだろう、と一は思い、その日の夜に黙って父のいる隣村に行った。それから父に事情を説明し、人目につかない山奥の寺に籠り、人間がいなくなるまで二人で暮らした。

【その他】

 「っす」を語尾につけるときは、だいたいおちゃらけているとき。ときどき素。演技に素が混じっているので、本当の性格を見破られにくい。

 お父さんは今も山奥の寺で生きていて、時々有給かなんかで会いにいく。

 お母さんを殺した人間やその子孫が生きていることを風の噂で知ったので、一族もろとも皆殺しにして復讐するつもりらしい。徹底的で過激な執事。

 両立団は馬鹿な連中の集まりだと思っているけれど、情報を抜き取ったりするのに便利だからとおくびにも出さず、おちゃらけた態度で接している。

 幼少期はお母さんの小豆飯が大好きだった、と朧気に記憶している。今は御主人様が大好き。

【製作者】ログインしていない系作者

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作品ジャンル:プロフィール, オリジナル作品
この作品の元となった作品:【募集企画】世界妖怪大戦争 【 】
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ログインしていない系作者 - IAさん» いえ、こちらこそ9日も記載が遅れて申し訳ありませんでした! リアル、お疲れ様です……! 忙しい中、わざわざコメントを、ありがとうございました! (2019年6月15日 18時) (レス) id: 87dbb62b29 (このIDを非表示/違反報告)
IA(プロフ) - ログインしていない系作者さん» ありがとうございました!リアルが忙しく、こちらの記載はもう少し先になりそうです。すみません (2019年6月14日 22時) (レス) id: 393d41e341 (このIDを非表示/違反報告)
ログインしていない系作者 - IAさん» 関係を組んでいただき、ありがとうございました! 今更ですが、記載させていただきました! これからよろしくお願いします! (2019年6月14日 21時) (レス) id: 87dbb62b29 (このIDを非表示/違反報告)
IA(プロフ) - ログインしていない系作者さん» 了解です!ありがとうございましたー! (2019年6月5日 21時) (レス) id: 393d41e341 (このIDを非表示/違反報告)
ログインしていない系作者 - ん……? やっぱり、いずみんの呼び方は和泉様にしたいです! 王子か王女かわからない()ので…… (2019年6月4日 7時) (レス) id: 87dbb62b29 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ログインしていない系作者 | 作成日時:2019年5月9日 21時

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