【学生の皆様へ】自分の運命

まず始めに、


私は公立高校一般入試に失敗しました。



一般の受験の流れとしてはこうです。


県内私立入試→県外私立入試→公立高校特色選抜→公立高校一般選抜



ですが私の場合、


県内私立入試→公立高校一般選抜


この２つしか受けていませんでした。



本命は公立高校一般選抜。


しかも県内でも上位の人気校。


偏差値としては真ん中あたりですが、人が集まってくるので合格は必然的に難しくなる訳です。



学校の先生にも、塾の先生にも、


「本当にそこで良いのか」


そう尋ねられました。



私はずっと意思を変えずに


頑張ってきたつもりだったんです。



でも結果は･･････、


私の学校で受けた10名の中で、私の受験番号だけがスポンと抜けていたんです。



信じがたくて、何度も何度も見直しました。


一緒に来た子が隣で、両親に涙ながらに合格を電話している姿。


脳裏に焼き付いて今でも鮮明に思い出せます。



それから家に帰って、仕事から駆けつけてくれた父親に謝り、


塾へ結果を伝え、学校に出掛けました。



そこで私立に行くか、二次募集でもう一度、公立高校を受けるか。


そんな選択肢を与えられ、２日悩みました。



私立を選択すると“落ちる”というリスクなしに高校へ通える。


でも年間の出費が半端ではない。



二次募集を選択すると“落ちる”かもしれない。


落ちたら高校生にはなれずに一年間浪人をしなければならない。


でも受かったら。


　
私は決めたんです。



今年、姉は高校三年生。


弟は中学校へ入学。


もう一人の弟は小学校へ入学です。



ここで私が私立を選択すると家計が底をついてしまうかもしれない。



私はリスクを背負い、二次募集を選択しました。



私が受けようと決めたのは世界有数の理数科高校。


10年前に開校したばかりのまだ知名度が低い学校です。



正直、理数科は嫌いです。一番嫌いです。


でも募集人数が一番多かったこともあり、両親の了承を得て受験を希望しました。



結果は･･････、


受けた全員が合格。


勿論、私もです。



すごくすごく嬉しくて、ホッとしました。


ようやく両親を安心させてあげられる。


ようやく他の皆に追いつける。



兎に角嬉しかったんです。




そして私は今、その高校で楽しく過ごしています。


理数科高校と言うこともあり、38人いるクラスには9人しか女子がいませんが。


それでも女子は皆仲良しで、部活の先輩は優しいし、先生も逞しい。


とても幸せです。





少し･･････というか長々とすみません。



こうしてホムペを作成している私にはこんな過去があるんですよ。



これらの文字を並べて私が言いたいことは、



　幸せは絶対に来る



と言うことですね。



ほら、よく言うじゃないですか。



　明けない夜はない



これと同じ事です。



ありきたりな事を書いてるのは分かってます。



でも本当なんです。



幸せは絶対くる。泣いたっきりはあり得ません。



　

それと、私が今こうしてポジティブになれてるのは、



素敵な言葉をある方から頂いたからなんです。



その言葉は私の心に深く刻まれて、



生涯忘れることはないでしょう。




　『それが君の運命なんだ。受け入れなさい』




これです。



見た感じ、冷たく聞こえる方もいるでしょう。



でも凄く深い意味があるんですよ。



本来、私は落ちた学校に行くべきではなかったんですよ。



だから落ちた。



もし私が自分の運命に抗ってその学校に行っていれば、



落ちるよりももっと辛い未来が待っていたと思うのです。



例えば生死に関わっていたりしたら･･･？



考えるだけでゾッとします。



落ちた。



そういう形で私の運命を教えてくれて、逆に感謝ですよね。




　


ごめんなさい、私の文才ではこの言葉の素晴らしさを存分に伝えることは出来ませんが･･･。



いないと思いますが、私と同じで落ちた方。



気を落とさないで下さい。



まだ貴方の人生は終わってないんです。



寧ろ始まったばかりでしょう？



精一杯今を楽しまないと、損ですよ！





　
私風情が偉そうにすみません。



それでも、皆さんに伝わればいいと思っています。



では、




　


　貴方の明日に、輝かしい幸せがあると信じて




　





　





　




　




　




　桃二郎より