【ツイステ】懐かしい思い出【シルバー】

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こんにちは！もえです！

ツイステショートストーリー第7弾はシルバーくんです！！

この作品は、私がpixivで投稿しているツイステショートストーリーを、占ツク用に編集したものです！！

【pixiv版はこちら↓】
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14009493

｢あれ、シルバーじゃねぇのか？｣

『あ、本当だ。今日も綺麗な寝顔だ……』

グリムとオンボロ寮に戻る途中、木の下で、鳥や兎に囲まれながら眠るシルバー先輩を見つけた。

こんなに綺麗な寝顔で寝るから、周りから、"眠り姫"か"眠り王子"って呼ばれていそう。

｢……はっ！またここで寝てしまっていた……｣

『シルバー先輩、おはようございます。』

｢……YOUか。とても恥ずかしい姿を見せてしまったな……｣

頭を掻きながら私に謝るシルバー先輩。

私は、｢そんな！謝らないでください。寧ろ、恥ずかしい姿と言うより、綺麗な寝顔でしたよ！｣と、良い感じにフォローした……と思う。

｢綺麗な寝顔……か、ありがとう。｣

普段はあまり見ない笑顔を私に向けながら、シルバー先輩は礼を言った。

シルバー先輩……私、礼を言われる程のことはしてないです……

『そう言えばシルバー先輩、ぐっすり眠っておられましたけど、夢とか見られましたか？』

｢夢……？あぁ、見たな。幼い頃の俺と、その周りの人達と過ごした懐かしい思い出が夢に出てきた。｣

シルバー先輩曰く、幼い頃は親父殿……シルバー先輩のお父さんとその他周りの人達と過ごしていたらしく、先程の親父殿と呼ばれている人から剣術を教わったりしていたらしいのだ。

『何だかとても素敵な夢ですね。』

｢あぁ、今は寮に住んでいるのも同然だから、幼少期を過ごした小屋にはあまり戻ることはないが、たまに懐かしくなることがある。｣

『そうなんですね、また来年のホリデーの時に戻れますよ……ってシルバー先輩、寝ちゃってる！？』

｢本当、すぐ寝るやつなんだゾ……｣

気づいたら、また眠りについていたシルバー先輩。

｢また、素敵な夢を見ているのかな｣と、思いながら私は、眠りについたシルバー先輩に、そっと制服のジャケットを掛けておいた。

｢はっ！また寝てしまっていた……いい加減帰らないと、親父殿に怒られるな……｣

独り言を言った後、シルバーは自分の膝の上に掛かっている、YOUの制服のジャケットの存在に気づいた。

シルバーは、彼女のジャケットを畳んだ後、｢後で、返しに行かないとな｣と、呟いた後、立ち上がってオンボロ寮へと向かっていった。

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