初見の人には毎回「やまとなでしこ」と読まれる。「おおやまと」なので注意。
【性別】
女
【年齢】
17歳
【性格】
良く言えば空気の読める優等生、悪く言えば流されやすく意志が弱い。自己表現が苦手で、嫌な事があっても黙って受け入れてしまう。とにかく人の言われるがまま動き、自分の存在意義やアイデンティティへの意識がひどく希薄。自分は誰かに使って貰わないと意味がない、自分は誰かの言葉に従っていればいいという思考をしている。いつも愛想笑いを浮かべていて、何を言われても肯定しかしない空っぽな人間。人間である以上、無論好き嫌いといった感情は持ち合わせているのだが、自分が感じる感情に意味はないと考えているため表現しないしできない。
厄を集める体質で不運に見舞われる事が多く、今まで何度も死にかけた。加えて周囲の人間には幸運が振りまかれるので、友人知人からは専ら不幸の避雷針として使われる。常に人のために身を削っているような人生を送ってきており、普通ならばとっくに自◯しているという程の波乱万丈な人生を送ってきているが、それが「普通」で「自分の在るべき姿」だと信じ込んでいる。また、いじめを受けても何もかもを搾取されても黙って従い、例え殴られたとしても愛想笑いしながら相手にへこへこする。
裏人格である蘧麦は撫子の秘められた不平不満が寄り集まった存在であり、目覚めると周囲の人間への恨み辛み妬み嫉みを叫び散らし厄を振りまきながら破壊に走る危険な存在。髪の毛に結ばれた赤いリボンによって抑えつけられているため、よっぽどマジギレしない限り目覚めないのでご安心を。逆に言えば、蘧麦が目覚めるのは相当ヤバいという証拠である。
【容姿】なんとかメーカー(仮)さんをお借りしました!
生まれてから一度も切った事がない、足まで届く金髪が特徴。髪に結んであるリボンは、裏人格である蘧麦を抑えつけるための物。丸眼鏡をかけていて瞳の色は赤、蘧麦になると紫になる。ちなみにそこそこの美少女。
服装は青ベースのセーラー服にベージュのカーディガンを着ている。セーラー服のスカートは膝丈で、黒のハイソックスにローファーを履いている。
【能力】
厄を払い幸を呼ぶ程度の能力
読んで字の如く、周囲の人間の厄を払い幸運をもたらす能力。しかしここで重要なのは、あくまで「周囲の人間」であって「自分」ではないという事である。払った後の厄はなんと彼女自身に溜め込まれ、彼女に不運をもたらすという。鍵山雛と違い、自分だけが不幸になるのであって周囲に不幸は振りまかれないのは救いか否か。即ち彼女は周囲を幸せにする為の人柱であり、自分が幸せになるという事は初めから想定されていないのである。
溜め込んだ厄は本人の意思で解放する事ができるが、つまるところ周囲に厄を振りまくという事と同義であり、撫子がする事はない。厄を解放するのは主に蘧麦が目覚めた時。厄が長い期間溜め込まれている程、厄が解放された時に大規模な厄災が起こる。
【好きなもの】
特になし
【嫌いなもの】
自分
【特技】
我慢、雑用、芸事(親にいくつも習い事をやらされていたので)
【苦手】
思っていることを口にする事
【過去】※重い
伝統ある神職のお嬢様で、滅茶苦茶金持ちなのだが、両親が相当な毒親。生まれた時から全ての事を細かく指図し、身に付ける物や食べる物、付き合う友人、毎日の過ごし方、何が好きで何が嫌いか、どのような人生を歩んでいくかなど、まるで自分好みのキャラクターを作っているかのように撫子を支配した。勿論昔は撫子が自己主張する事もあったが、両親は全く耳を傾けなかったため、次第に撫子はただ愛想笑いをしながら指示に従うだけの人間になった。
そんな家庭の中で敷かれたレールの上を黙って進んでいくだけの人生を歩んでくれば、当然個性も自己も芽生える筈がない。加えて厄を集める体質は神職にうってつけの能力であった。身を削って他者に幸せを与える事を、両親は否定するどころかもっとやれと言い続けたため、「自分は幸せにならなくていい、自分は不運を押し付けられてこそ価値がある」という今の撫子の性格が生まれた。学校は両親が決めたエスカレーター式のお嬢様校に通っていたが、何かにつけてパシられたり雑用を押し付けられたり金を取られたり殴られたりしていたようだ。
【セリフ系】
一人称は「私」(平時)または「僕」(蘧麦の時)、二人称は「あなた」(平時)または「お前」(蘧麦の時)。誰に対しても敬語で話す。
「私は大和撫子……です。あ、えと、よろしくお願いします。はい」
「これを全部運ぶんですね、わかりました。え、なぜ怒らないのか?ええと、その、なんというか……変ですか?あ、変ですか。あはは、そうですよね。はは……」
「私……どうすれば……。誰か、誰か私に指示を下さい。何でもいいんです、どんな事でもいいんです。私に指示を、生きていく意味を……誰か、下さい」
「……僕は誰か?僕は蘧麦だ。撫子が押さえつけた本音を体現する者だ。誰しもが撫子を使い潰し、見捨てた事を、僕は絶対に許さない。自分の幸せの為に撫子を利用し苦しめた連中を、それを見て見ぬ振りした連中を、僕は絶対に許さない。お前達が撫子に押し付けた厄を、今度はお前達が被る版だ!」
【その他】
種族:人間
危険度:高
人間友好度:普通
主な活動場所:如何なる場所でも
【関係】
・薬師寺依織
依織さん⇄撫子
幻想郷に来てから出会った自分を顧みない者同士で、よく「自分を大事にしろ」と怒られている。対してお前が言うかとよく言い返しており、仲の良い祖父と孫のような関係。出会ってからそこまで経っていないが、生意気を言ったりするなど、
「依織さん、『もっと自分を大事にしろ』ってよく言えますよね!鏡見てから話してもらえますか!?あんたが言うか!」
・ディアボロ・エックスバレットさん
ディアボロさん⇄撫子ちゃん、きょばっちゃん
美少女、裏人格という厨二感満載の属性といった点を気に入られており、時々会いに来てぐへへぐへへされている。依織との関係性にも興奮しているらしい。以前蘧麦が目覚めた時に「裏人格ってどんな感じ?ねえねえ」としつこく質問された所為で蘧麦は一回ディアボロにキレたのだが、あえなく返り討ちにされたため「こいつ撫子に不運押し付けるまでもないわ」と察して以降は付かず離れずの距離感を保っている。撫子も上記の質問をされる事が多いのだが、愛想笑いをしながら当たり障りのない答えを返している。それが更にディアボロに構われる原因なのだが。
「あ、ディアボロさんこんにちは。……ぇ?蘧麦は目覚めてない時どんな感じか?うーん、そうですね……あんまり存在を感じないというか……そこまで意識した事は無いかもしれないです」
・メリー・クラスタンスさん、アリア・レイウェルトさん
メリーさん⇄撫子、嫌われ者
アリアさん⇄撫子さん、蘧麦さん
無自覚煽り発言に対しても全肯定なため、変わった子だなーと思われている。つまるところメリーと話していても機嫌を損ねず、普通に話せるため、話し相手としては重宝されているのかもしれない。撫子的には指示をくれる人なので、嫌うどころかメリーの神がかった作戦をかなり信用している。また、アリアは蘧麦に対しても「不平不満しか吐き出せないんですか?嫌われ者の権化みたいでだっさいですねぇ」等の毒舌を遺憾無く発揮しており、アリアの前では蘧麦を出さないようにしようと撫子に決意させた。
「あはは、そうですね。はい、はい、わかります。それは多分真実ですよ―――ってメリーさんどうしましたか?私ってそんな変ですか?……あ、そうですね。私って変な人ですね。はは……」
・雪村誠さん
誠さん⇄撫子
大決闘祭で出会った、そこはかとなく境遇が似ている相談相手。結構仲が良く、空気を読みすぎな所をたまに叱られている(これには爺さんもにっこり)。基本的に人に気を許していない誠が気兼ねなく話してくれる事にはとても喜んでいる。
「ぁ……どうも、こんにちは。えっ、空気読み過ぎ……?そうでしょうか、ぁ、そうですよね。すみません……ひゃぁっ、なんで怒ってるんですか!?」
色々面倒くさいですが良い子なので何卒宜しくお願いします!大募集中です!
【作者】
天洲秋
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
十六夜紅葉(プロフ) - 天洲秋さん» ありがとうございます!私も書いてきます! (2022年12月24日 16時) (レス) id: 25ee4b6236 (このIDを非表示/違反報告)
天洲秋(プロフ) - 十六夜紅葉さん» 大丈夫です!ではキャラシ書いときますね! (2022年12月24日 16時) (レス) id: a1483769f2 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜紅葉(プロフ) - 天洲秋さん» 出会に関しては了解です!他に決めたいことは、特にないですね。そちらは、どうですか? (2022年12月23日 20時) (レス) id: 3b8feebb6c (このIDを非表示/違反報告)
天洲秋(プロフ) - 十六夜紅葉さん» わかりました、では大決闘祭で遭遇して、なんか親近感湧くなーって感じで仲良くなる感じで!他に決めたい事あります? (2022年12月23日 19時) (レス) id: a1483769f2 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜紅葉(プロフ) - 天洲秋さん» 大丈夫ですよ! (2022年12月23日 13時) (レス) id: 25ee4b6236 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような占いを簡単に作れます → 作成
作者名:天洲秋 | 作成日時:2022年11月3日 15時