【憑いで始まりを紙に帰す】【白狼海斗】関係一覧

『狐火桐夜』
幼少期からの仲で所謂幼馴染み。海斗が虐められてる時も、桐夜だけいつもと変わらずに接してくれていたので海斗にとってはかけがえのない存在。精神が不安定な時は何も言わずに落ち着くまでそばに居てくれるので、(あえて口には出さないが)感謝している。また、桐夜の家族とも仲が良く、海斗が家に帰りづらい時には泊めてもらっているので最早家族より家族である。
呼び名は「桐夜」⇔「海斗」「かいちゃん」
「桐夜ぁ…そばおってや…こわい…」
「はいはい、俺は此処おるで」
「…っ…いっつもごめんな…？俺のせいで…」
「ふふっ、気にせんで。そりゃああんな事あったんやもん、一人が怖くなるんも当たり前やわ。…どうする？今日俺ん家、来る？」
「…ん……」


『鳳至朔蓏』
同じ委員会の先輩後輩関係。鳳至が料理するということを噂で知り、海斗から話しかけたことで親しくなった。話が合うのもあって比較的仲良くなるのが早く、共通の話題もあるので委員会の待ち時間とかに話してたりしている。偶に作ったものを貰ったりしており、其の度に嬉しそうにニコニコしている姿が見られる。
呼び名は「鳳至」「朔蓏」⇔「白狼さん」「海斗先輩」
「朔蓏ー！」
「海斗先輩…！丁度いいところに、あの、これ試作のケーキなんですが…よかったらどうぞ！」
「！！ええん貰って！？」
「はいっ！」
「朔蓏の作ったもんは全部美味いからなっ、ありがとう！」
「！いえ…そこまで褒めなくても…」
「だって美味いんやもん！あ、お世辞とかちゃうで？ホンマに美味いからな、ありがとう！」


『最原永久』
同じ委員会の先輩後輩関係。図書室で本の整理をしていた永久が高い所の本棚に本を入れようとしていたが、身長が低く背伸びしても届かないところを海斗が手伝ってそこから知り合った。また、本が好きだということもあってかよく二人で好きな本を紹介しあっている姿が見られる。その時の二人の周りではマイナスイオン＆花畑が見えるんだとか。
呼び名は「最原」「永久」⇔「海斗先輩」
「んー…(届かない…)」
「あれ、お前新しく図書委員入った子？」
「あ…はい、そうです(なんか…怖そうな人…)」
「ふーん…コレ欲しいん？…ん、どーぞ。俺白狼海斗。宜しくなっ」
「！ありがとうございます！僕は最原永久です、宜しくお願いします(あれ…思ってたのと、違う？)」


『水原奏香』
同じ部活の先輩後輩関係。彼女がバスケ部に来た際にはよく試合をしている。また、同じバスケ部にタロット憑きが海斗と奏香以外に居ない為、彼女が来た時には試合をすると同時にかまちょ拗らせてたりする。部活の時と普段との彼女のギャップに初めは驚いていたが、最近は慣れてきた(と思いたい)。無知で素直な海斗は、よく爆弾発言寸前の事をサラッと聞いたりするがやんわりと躱されているので今のところは問題ない。
呼び名は「水原」「奏香」⇔「白狼先輩」「海斗先輩」
「海斗先輩！」
「！！奏香！来てくれたん？ありがとう！」
「はい！そろそろ体動かしたくて…！」
「バスケ部ってタロット憑いてるん俺とお前だけやろ？だから寂しかってん…なな、試合しよや！」
「勿論です！…今日は負けませんよ？」
「！…っはは、上等」


『舞姫愛梨栖』
恋人関係。元は桐夜を介して知り合った先輩後輩関係だったが、海斗が家に帰りたくないと思っていた際に愛梨栖に出かけないかと誘われたり、愛梨栖の努力を海斗が褒めたりしているうちに徐々に惹かれ合っていき、最終的に付き合った。また、愛梨栖から告白された際には顔を真っ赤にして終始あわあわしてたんだとか。
呼び名は「愛梨栖」⇔「海斗先輩」
「海斗先輩っ！今日、部活ですか？」
「ん、愛梨栖か。部活？あるけど…」
「あの、これっ…！作ったので、良かったら付けてみて下さいっ！」
「！リストバンド…？え！？これ愛梨栖が作ったん！？凄っ！…ホンマに貰ってええん？」
「はい！だって、海斗先輩にあげる為に作りましたもん！」
「！！ありがとうっ！」


『玉置美佳』
海斗が良く振り回している友人。過去に行事で同じ係になった際、困っていた美佳を助けたのがきっかけで仲良くなった。かまちょの海斗は学校内外問わずよく話しかけ、遊びに行くのに誘ったりもするので弟かな？と思われることもあるが海斗は全く気にしておらず、寧ろ「美佳みたいな姉さんおったら嬉しいわ！」と言っている。
呼び名は「玉置」「美佳」⇔「白狼くん」「海斗くん」
「美佳、今日放課後暇？良かったら一緒にゲーセン行きたいんやけど…」
「海斗くんがいつも連れて行ってくれる所？」
「！ん、そやで！」
「良いわよ。でも、遅くなりすぎないでね？」
「解った！この前行った時に面白そうなゲーム見つけたから一緒にやろや！」
「ええ、解ったわ。」


『躯流刃紫苑』
運動系でよく争っている、所謂ライバル。挑発しあいながら勝負しているので、傍から見ればかなりひやひやする。だが、二人共甘いものが好きで、さらにお気に入りの店も同じなのでばったり会った際にはめっちゃ気まずそうにしている。(でも店からは意地でも出ずに、どっちがどれだけ買うかという無言の攻防戦を繰り広げている)。
呼び名は「紫苑」⇔「海斗」
「…！紫苑…？」
「！！海斗…」
「…(気まず…何これ…)」
「…(話しかけるべきなのか？これは…)」※この後二人は無言で同じものを買ってそれをちょっと見てから無言で帰りました