【楪こより】で作成「勿忘草が咲く場所で」

【名前】

　楪こより　（ユズリハ−コヨリ）


【性別】

　女


【年齢】

　１５歳


【種族】

　ワスレモノ


【職業】

　ニート。
　体裁を考えて親が裏口入学させてるんだろうけど、本人はまったくの引きこもり。


【見た目】

　
　↑参照。みーなのキャラメーカー(β版)使用。
　黒髪ショート。長く伸ばしていたのを自分でばっさり。だから長さはバラバラ。
　前髪はオンまゆぱっつん。ちゃんと鏡見て切ればよかった…と後悔中。
　ぱっちりした茶目。色白。綺麗な手をしている。


【服装】

　ジャージやパーカーなど、ゆる〜＆らく〜な部屋着。
　紺色のヘッドフォンは自分で買った初めてのもの。
　音楽聞いてない時も、ずっと装着。


【性格】

　人を喜ばせるのが好き。悲しい顔だと自分も悲しくなる。
　期待されるのは嬉しいけど、それに頑張って応えたいとはもう思わない。
　自分のしたいことだけをする。悪く言えば頑固で自分勝手。
　でも、性格は善良だから、いろんな人に好かれるタイプ。
　割とクールで素っ気ない。一日中喋らなくても平気。
　かなりの箱入り娘だったため、一人で出来ないことが多い。
　包丁の使い方や、髪の洗い方も知らなかった。
　ただし、理解が早いので何でもすぐに出来るようになる。


【忘れたもの】

　才能。
　自分から忘れた。自由になるために。


【忘れたきっかけ】


　子供の頃は、ピアノが好きだった。ポロン、ポロロン。綺麗な音。素敵な音。
　どんな曲でも、聴けばすぐに弾けた。楽譜の読み方も、すぐに覚えた。
　「素晴らしい才能」「天才だ」なんて言われちゃったり。
　周りから言われるままに、わたしは音楽の英才教育を受けた。

　一日８時間の練習。起きて練習、学校に行く。
　帰ってきて練習、ご飯を食べてまた練習。練習、練習、寝るまで練習。
　「あなたの手はピアノを弾くためのものなのよ」
　自分で髪もとかせない。重い物なんて持っちゃダメ。ボール遊びなんてもってのほか。

　毎日練習で大変だね。ううん、全然。
　それはどうして？　ピアノが好きだから。
　将来の夢は何かな？　世界中で演奏するピアニスト。

　＿＿＿なんて、全部ウソ。

　すっごく大変。いやになっちゃう。
　でも、お母さんとお父さんが喜ぶから。
　将来は、ピアノを聴くだけの人になりたい。

　本心は全部、飲み込んだまま。

　初めて出た、年齢不問のコンクール。一足先に、大人の仲間入り。
　浮かれた気分もちょっとはあった。大勢の大人を追い抜いて、一番になれたら気持ちいい。
　お母さんもお父さんも、「こよりなら絶対、優勝だ」って言っていた。
　でも、そんなこと全然なかった。
　弾かれた曲は、どれもすごくて。音と心が自然と結びついて。
　旋律に気持ちが引っ張られて、泣いちゃうくらいすごかった。
　この中で一番へたくそなのは、わたしだ。
　そう思ったら、舞台の上に立っても、ピアノなんか弾けなくて＿＿＿

　お母さんもお父さんも「なんで？」「どうして？」って。
　あんなに期待してたのに、応援してたのに、なんて。ワガママだ。
　我慢していたわたしの気持ちは、なんだったの？
　もういやだ。ピアノをやめたい。そう言って、わたしは部屋に飛び込んだ。

　もう二度と、ピアノは弾かない。聴いてるだけで十分だ。
　ヘッドフォンを耳に当て、大好きな音を一日中。

　天才＿＿それって誰のこと？
　才能＿＿何それ美味しいの？



【好きなもの】

・ピアノの音
　　　（クラシックだけじゃなく、ポップスやジャズのピアノも好き）
　・笑顔
　　　（人の笑顔も、笑顔になれるようなことも）
　・小鳥
　　　（鳴き声が可愛い。ベランダに餌を巻くからよく来てくれる）
　・夜
　　　（暗いのが好き。何も見えないのってワクワクする。たまに散歩に出かける）
　・スナック菓子
　　　（最近はまった。こんなおいしいものがこの世にあるなんて）
　・出来なかったことが出来るようになること
　　　（新しい経験。すごく楽しい）



【嫌いなもの】

　・ピアノを弾くこと
　　　（二度と弾かない。絶対に）
　・いいなりになること
　　　（これからは好きなように生きる）
　・太陽
　　　（暑いの嫌い。日差しはキラキラで綺麗だけど）
　・トマト
　　　（味は好き。中のグニュッとしたのが嫌い）
　・春
　　　（カフンショー。杉滅びろ）
　・ロングヘア
　　　（可愛いけど鬱陶しい。上手く結べないし）
　・過去を言われる事
　　　（天才少女ピアニスト、とか。思い出させないでよ）



【サンプルボイス】

「どうも、楪こよりです。呼び方？　……お好きにどうぞ」

「……やっぱり変、かな？　……鏡見ればよかった。早く伸びないかな……」

「わたし、夜好きだよ。涼しいし……。目の前に何があるのか分からないのって、ワクワクする」

「上手くなんてないですッ！　天才少女ピアニスト？　そんな称号、欲しくなかったですしこれからも要りませんッ！　ピアノ弾け、なんて、そんな酷いこと……言わないで下さいよ」

「から、おけ……？　歌うんですか、ここで。マイクを持って。……なんか歌手にでもなったみたいですね。緊張します」

「こんなふうに誰かと遊ぶのって、初めてです……。ありがとうございました。また、誘ってくださいね」

　　一人称→「わたし」
　　二人称→「あなた」
　　大勢に向かって→敬語
　　親しくなってきた＆一対一の時→ため口



【特技】

　・記憶力
　　　（一回聞いたら、基本忘れない）


【苦手】

　・早起き
　　　（いつも午後起き。寝るのは次の日になってから）
　・細かい作業
　　　（針に糸を通そうとすると、必ず指をつっついちゃう）


【備考】

　見た目に反してハスキーボイス。


【関係】

　今のところなし。募集中です。


【作成者】

　菜の葉


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