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僕は君のほうを見て、言った。
「20才、おめでとう。」
僕は君が好きだった。ずっと前から、隣にいたいと思っていた。
それが今、こんな形で叶うなんて夢にも思わなかった。
思えばちょうど4年前の事。僕が君に思いを伝えた日。君が僕の思いを受け止めてくれた日。
16才になった君を、高校の同じクラスの人たちとカラオケでお祝いした。
その帰り道、僕は君に言った。
「好きです。」と、
君は頬を赤らめていった。
「はい。」と。
その日、初めて握った君の手は、彼女の性格のように、例えるならば、太陽のように、温かかった。
僕があの時違う道を通っていれば、段差なんかに躓かなければ、違う結末になっていただろう。
段差に躓いた僕は、道路に飛び出した。トラックが迫ってくる。君の手の温かさがふれた。
それを最後に、もう僕は君の温かさを感じることは、できなくなった。
今思い出しても、僕は本当に運が悪い。あのまま僕が轢かれていればよかったのに。
自分の代わりに、好きな子を死.なせてしまうなんて。
あの時、君は僕を助けようとして道路へ飛びこんだ。君は僕を、歩道側へと突き飛ばした。
「よいしょ、っと。」
君の墓石に花を添え、立ち上がり、僕は言った。
「20才、おめでとう。」
「20才、おめでとう。」
僕は君が好きだった。ずっと前から、隣にいたいと思っていた。
それが今、こんな形で叶うなんて夢にも思わなかった。
思えばちょうど4年前の事。僕が君に思いを伝えた日。君が僕の思いを受け止めてくれた日。
16才になった君を、高校の同じクラスの人たちとカラオケでお祝いした。
その帰り道、僕は君に言った。
「好きです。」と、
君は頬を赤らめていった。
「はい。」と。
その日、初めて握った君の手は、彼女の性格のように、例えるならば、太陽のように、温かかった。
僕があの時違う道を通っていれば、段差なんかに躓かなければ、違う結末になっていただろう。
段差に躓いた僕は、道路に飛び出した。トラックが迫ってくる。君の手の温かさがふれた。
それを最後に、もう僕は君の温かさを感じることは、できなくなった。
今思い出しても、僕は本当に運が悪い。あのまま僕が轢かれていればよかったのに。
自分の代わりに、好きな子を死.なせてしまうなんて。
あの時、君は僕を助けようとして道路へ飛びこんだ。君は僕を、歩道側へと突き飛ばした。
「よいしょ、っと。」
君の墓石に花を添え、立ち上がり、僕は言った。
「20才、おめでとう。」
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kyo - 蜜華♪ゆゆ★彡さん» はい。 (2017年3月27日 10時) (レス) id: b8f51b6520 (このIDを非表示/違反報告)
kyo - Amorさん» 勝手に読まれたぜベイベー←ありがとうございます。切ない系にできてたら幸いです!。 (2017年3月27日 10時) (レス) id: b8f51b6520 (このIDを非表示/違反報告)
Amor(プロフ) - 勝手に読んだぜベイベー←切ない系だねぇ。普通に文才あるねぇ。羨ましい限りだよ。 (2017年3月27日 8時) (レス) id: 63bc978576 (このIDを非表示/違反報告)
蜜華♪ゆゆ★彡(プロフ) - kyoさん» いえいえ、自信を持ってね! (2017年3月26日 22時) (レス) id: 7d3f2a8e5d (このIDを非表示/違反報告)
kyo - 蜜華♪ゆゆ★彡さん» 有難うございます。なんか、恥ずかしいな… (2017年3月26日 22時) (レス) id: b8f51b6520 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kyo | 作成日時:2017年3月26日 19時