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タイトル通り、泣ける話を描きたかったので作ってみました。フィクションです!
※一部不快になる表現があります!ご注意ください!

主人公プロフィール
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
御代 那奈(みしろ なな)

ある事件がきっかけで心をなくし、本当の笑顔も涙も見せることがない。
友達関係などは愛想笑いで何とかしている。
車椅子に乗っている。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
私には、足がありません。





私には、両親がいません。





歩けて当然だと思うならば、





一日、





いや十秒でもいいから





それかしてください。





支援なんかするより





私に普通の生活をさせてください。





今日もいつもと同じ一日、、、、、、のはずだった。
でも、よく遊ぶクラスメイトの東坊城(ひがしぼうじょう)さんにこんなことを聞かれた。
東「那奈ちゃんってさ、いっつもほんとに笑ってる?愛想笑とかじゃない?」

那「え?そんなふうに見える?気のせいじゃない?」

東「そうかな?私には感情がこもってるようには思えなかったんだけどな、、、、、」

那「なにそれ(愛想笑)ひどくない?」

東「ごめんごめん(^人^)」

那「あははいいよいいよ(愛想笑)」

東「ありがと笑でさ、もうちょっと聞きたいことがあるんだけど、、、、いい?」

那「いいよ?どうしたの?」

東「あのさ、、、、、那奈ってなんで足、、、、ないの?」

那「え?、、、、、、、」

東「あっごめん、、、、やっぱり聞いちゃダメだったよね、、、、ごめん、、、、」

那「いいよ。東坊城さんには話すよ。」

東「え?いい、、、の?」

那「うん。私が足をなくしたのは、、、、小学校五年生のころ。久しぶりに両親と散歩に行ったの。それで横断歩道を渡ろうとしたら赤信号を無視した車が突っ込んできて。両親はそれに気づいて私を歩道側に突き飛ばしてくれた。だから両親は轢かれてタヒんじゃって。それに私も足を失って。こういうことだよ。」

ポロッ

東「そうなんだ、、、、、、辛かったんだね。苦しかったんだね。」

那「?なんで?」

東「だって那奈ちゃん、、、泣いてるよ?」

那「え?うそ、、、、、こんなの初めて、、、、」

こんな感情、、、初めて、、、、これが、、、、、カナシイ?あの時から私に感情なんて存在しないと思ってたのに、、、、

プチッ

この時私の中で何かが切れて、涙があふれ出した。

那「あ、、、、あ、、、、グスッ、、、、、うう、、ヒック、、、、、もう、、、、いやだよぉ、、、、ヒック、、、たす、、、、けて、、、、、、、」

東「那奈ちゃん、、、、、ねえ、私と友達になって?那奈ちゃんの友達になりたい。それで、一番の大親友になりたいな。ねえお願い。」

那「こんな私でいいなら、、、、、お願いします。」

東「あれ?マジで信じたの?頭大ジョブ?そんな頭おかしそうなあんたと友達になるわけないじゃんw引っかかったなwバァーカw」

那「、、、、、、」

まただ。また裏切られた。こんなの慣れてる。こんなこと何回もされてきた。
でも、、、、









涙が止まらない_____









なんで?何でこんなに涙もろくなったの?いままでこんなに泣いたことなかったのに。
お母さん、お父さん、今、そっちに行くよ。クラスメイトにお手紙書くから、まってて?

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
toクラスの皆

私は、タヒにます。
理由は、感情を持ってしまったから、悲しみを知ってしまったからです。
悲しみを知ったきっかけは、東坊城さんです。





さようなら。

from御代 那奈
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

那「バイバイ。コレデモウカナシミナンテワタシニハコナイネ。」

ガラッ

東「なっちょっとなにやっ」

ドサッ

東「那奈ちゃん!?え、、、、なんで、、、、、ただのドッキリだったのに、、、、もっと早く気づいてれば、、、、」

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作成日時:2016年3月23日 1時

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