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｢おかえりなさいませ、ご主人、さまっ｣
｢おかえりなさいっご飯にする？お風呂にする？それとも、わ・た・し？｣
家に帰ると、そこは世紀末だった。
｢あ、おかえりコジ。早く入りなよ。｣
まだ世紀末じゃなかった！
まだ希望があった！
俺はメイドつわはすさんと新妻アブさんを押しのけてリビングに入った。
リビングに入るとふわーっといい香りがした。
｢あ、おかえりコジマさん。ほれほれ、早くスーツから着替えて、ここ座って。｣
セピアさんがぽんぽんとソファの真ん中を叩く。
すごく、疑問に思ったのだが…
｢なんで俺の家にいるの。｣
｢えっ？！あ、んー、何でだろうねー。｣
あはははとセピアさんは笑った。
いや、わざとらしすぎなのですが！
まず、鍵しめたはずなんだけど！
そういえば、今日の朝鍵が一個なくなってたなぁ…と思い出す。
｢まーま、きにしないで早く着替えてらっしゃいアナタ。｣
｢アブさん気持ち悪い…｣
｢え、アブさんイケメン？もー！コジったら素直なんだから！｣
｢俺これもう脱いでいいですか…｣
だめだ、頭を整理するのは着替えてからにしよう。
俺は、自室に行き、スーツからいつものスエットに着替え、リビングに戻ろうとした。
なぜか、ドアの前につわはすさんがいて中には入れない。
｢つわはすさーん。俺中入りたいー。｣
｢ダメ。｣
｢なんでさー。ここ暑い…｣
｢俺も暑いです。｣
｢なら中入って涼しもうよー。｣
｢まだ入れません。入れたら俺こ.ろ.されます。｣
しばらくのあいだ、同じようなことを繰り返していた。
中からは｢これこっち！｣｢アブさん何してるの気持ち悪い！｣｢ちょ、セピアさん、それは、ない｣という騒がしい声が聞こえた。
｢もー！つわはすさんも行こうよ！｣
｢あ、ダメですコジマさん！｣
ドアをあけようとすると｢コジコジ入ってきたらアブさんの濃厚なキッスがとぶからね！｣と言われた。やめた。
しばらく、つわはすさんをじっと見てると中から｢つわはすくん、いいよー！｣と聞こえた。
｢それじゃ、行きましょうか。｣
つわはすさんがドアを開けた。
するとパンッパンッと破裂音が聞こえた。
驚いた俺は目を瞑った。
ゆっくり目を開けるとすごく、キラキラとした空間が広がってた。
｢コジマさん！｣
｢お誕生日｣
｢おめでとう！｣
｢はいこれ、俺とアブさんからのプレゼントです。｣
つわはすさんから渡された箱には新しい法被とハチマキが入っていた。
｢うわっ、手作り？｣
｢え？違うよ。｣
｢違うの！？｣
｢さーさ、そっちもいいけど、こっちきて。俺とYOUちゃんからのプレゼントだよ。｣
テーブルの上にはいろんな料理がのっていた。でも、どれも普通よりちょっと少なめで、『お酒といっしょにどうぞ』という紙が添えてあった。
｢お酒飲むからそこまで量あってもなーって事で。もちろん、しっかりしたご飯もあるけど…｣
｢ありがとう、YOUちゃんっ！｣
俺はYOUちゃんに抱きついた。
俺よりちょっと小さめのYOUちゃんはすごく、抱きやすかった。
しばらくのあいだ抱きついてると後ろから｢ねーこじこじ？俺には？｣と言われた。
｢アブさんも抱きついて欲しいの？｣
｢ここで欲しいって言ったら俺完璧(自主規制)だよね。｣
そんなことを言いつつも、アブさんは両手を広げて｢かもん｣と言っていた。
俺は｢アブさんありがとう！｣と言って抱きついた。
｢おめでとうコジコジ！｣
｢はいはい、そこで(自主規制)ごっこもいいですけど、料理冷めちゃいますよ。｣
｢だって！いこ！アブさん！｣
｢いこう！コジマさん！｣
席に座って取り分けて貰ったものを食べる。
やっぱり、セピアさんと、YOUちゃんが作る料理はうまいっ！酒が進むぜー！
｢おめでとう、コジマさん。｣
｢ありがとう！YOUちゃん！｣
YOUちゃんの方を向いてにっと笑うとちゅっというリップ音と口になにか柔らかいものが当たった。
えっ、えっ？！
え、おれ、、いま、えっ？
｢よし、美味しい。｣
顔を赤くしながらそう呟いたYOUちゃん。
これは、生涯忘れることのない誕生日になりそうです。
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コジコジお誕生日おめでとう！
｢おかえりなさいっご飯にする？お風呂にする？それとも、わ・た・し？｣
家に帰ると、そこは世紀末だった。
｢あ、おかえりコジ。早く入りなよ。｣
まだ世紀末じゃなかった！
まだ希望があった！
俺はメイドつわはすさんと新妻アブさんを押しのけてリビングに入った。
リビングに入るとふわーっといい香りがした。
｢あ、おかえりコジマさん。ほれほれ、早くスーツから着替えて、ここ座って。｣
セピアさんがぽんぽんとソファの真ん中を叩く。
すごく、疑問に思ったのだが…
｢なんで俺の家にいるの。｣
｢えっ？！あ、んー、何でだろうねー。｣
あはははとセピアさんは笑った。
いや、わざとらしすぎなのですが！
まず、鍵しめたはずなんだけど！
そういえば、今日の朝鍵が一個なくなってたなぁ…と思い出す。
｢まーま、きにしないで早く着替えてらっしゃいアナタ。｣
｢アブさん気持ち悪い…｣
｢え、アブさんイケメン？もー！コジったら素直なんだから！｣
｢俺これもう脱いでいいですか…｣
だめだ、頭を整理するのは着替えてからにしよう。
俺は、自室に行き、スーツからいつものスエットに着替え、リビングに戻ろうとした。
なぜか、ドアの前につわはすさんがいて中には入れない。
｢つわはすさーん。俺中入りたいー。｣
｢ダメ。｣
｢なんでさー。ここ暑い…｣
｢俺も暑いです。｣
｢なら中入って涼しもうよー。｣
｢まだ入れません。入れたら俺こ.ろ.されます。｣
しばらくのあいだ、同じようなことを繰り返していた。
中からは｢これこっち！｣｢アブさん何してるの気持ち悪い！｣｢ちょ、セピアさん、それは、ない｣という騒がしい声が聞こえた。
｢もー！つわはすさんも行こうよ！｣
｢あ、ダメですコジマさん！｣
ドアをあけようとすると｢コジコジ入ってきたらアブさんの濃厚なキッスがとぶからね！｣と言われた。やめた。
しばらく、つわはすさんをじっと見てると中から｢つわはすくん、いいよー！｣と聞こえた。
｢それじゃ、行きましょうか。｣
つわはすさんがドアを開けた。
するとパンッパンッと破裂音が聞こえた。
驚いた俺は目を瞑った。
ゆっくり目を開けるとすごく、キラキラとした空間が広がってた。
｢コジマさん！｣
｢お誕生日｣
｢おめでとう！｣
｢はいこれ、俺とアブさんからのプレゼントです。｣
つわはすさんから渡された箱には新しい法被とハチマキが入っていた。
｢うわっ、手作り？｣
｢え？違うよ。｣
｢違うの！？｣
｢さーさ、そっちもいいけど、こっちきて。俺とYOUちゃんからのプレゼントだよ。｣
テーブルの上にはいろんな料理がのっていた。でも、どれも普通よりちょっと少なめで、『お酒といっしょにどうぞ』という紙が添えてあった。
｢お酒飲むからそこまで量あってもなーって事で。もちろん、しっかりしたご飯もあるけど…｣
｢ありがとう、YOUちゃんっ！｣
俺はYOUちゃんに抱きついた。
俺よりちょっと小さめのYOUちゃんはすごく、抱きやすかった。
しばらくのあいだ抱きついてると後ろから｢ねーこじこじ？俺には？｣と言われた。
｢アブさんも抱きついて欲しいの？｣
｢ここで欲しいって言ったら俺完璧(自主規制)だよね。｣
そんなことを言いつつも、アブさんは両手を広げて｢かもん｣と言っていた。
俺は｢アブさんありがとう！｣と言って抱きついた。
｢おめでとうコジコジ！｣
｢はいはい、そこで(自主規制)ごっこもいいですけど、料理冷めちゃいますよ。｣
｢だって！いこ！アブさん！｣
｢いこう！コジマさん！｣
席に座って取り分けて貰ったものを食べる。
やっぱり、セピアさんと、YOUちゃんが作る料理はうまいっ！酒が進むぜー！
｢おめでとう、コジマさん。｣
｢ありがとう！YOUちゃん！｣
YOUちゃんの方を向いてにっと笑うとちゅっというリップ音と口になにか柔らかいものが当たった。
えっ、えっ？！
え、おれ、、いま、えっ？
｢よし、美味しい。｣
顔を赤くしながらそう呟いたYOUちゃん。
これは、生涯忘れることのない誕生日になりそうです。
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コジコジお誕生日おめでとう！
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水無月咲夜(プロフ) - 春雨パスタさん» おめでとうございます! 平和ですね(遠い目) はい！TAS＋夢主でお祝いです！クリスでも良かったのですがTASしかかけなくてHAHAHA (2015年8月21日 20時) (
レス) id: 0284af4a84 (このIDを非表示/違反報告)
春雨パスタ(プロフ) - コジマさん、お誕生日おめでとうございます！ 今日も2525は平和ですね(笑顔) TASの皆さんでお祝いですかぁ…いいな(ｷﾘ) (2015年8月21日 19時) (レス) id: 4c276c06bb (このIDを非表示/違反報告)
水無月咲夜(プロフ) - AENさん» コメントありがとうございます！ ですなですな！ 書いてて自分でもちょっと想像してうへってなりました (2015年8月21日 14時) (レス) id: 0284af4a84 (このIDを非表示/違反報告)
AEN(プロフ) - コジコジHappy Birthdayですな( *´艸｀)メイドつわはす見たい((( (2015年8月21日 14時) (レス) id: e5841bf7d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水無月咲夜 | 作成日時：2015年8月21日 11時
