死ぬ気で生きろ。

みんなみんな､居なくなればいいのに。
何回だって思った。
手なんか足なんか口なんか､無くなればいいのに。
そしたら､叩かれないし､蹴られないし悪口なんか言われない。



しにたい。
はっ、毎日思ったよ。




もう嫌。
俺さ、悪口言われるの。
いっつもいっつも。


ある日､突然友達が、言った。

「あんたさ、もうしねば?葬式は、笑顔で行くから」
真顔で。周りはみんな笑う笑う。
その友達とは、もう話さなくなった。




しんだら、楽になれるかな。
怖いものなんか何もない。
苦しいのも、悲しいのも、全部全部。


しのうかな。そう､妹に言ったら、
「しぬなんて､勝手に、容易く言うな」って抱き締められた。
あったかくて泣いた。


それで俺は、立ち直ったんだ。



だから､しにたい。なんて思わないで､何かあったら、コメして？
相談にのるからさ。





一人で抱え込まなくて良いから。
おもいっきり､泣いていいんだ。


俺は、あんたの味方。ここに、居るから。

居場所は、ある。
味方は、俺。
生きてる意味だって､必ずある。



だから､しにたい。なんて思うな。






しにたい。って分だけ､しぬ気で生きろ。