【壁内園】セティネタル・ヒプネット

名前:Setineitar・Hipnaette
(セティネタル・ヒプネット)

性別:男

年齢:16歳

学年:5年生

寮:ベンゼル寮

身長:176cm

容姿:いかにも“悪いお嬢様“といった風貌。長い金髪を三つ編みを交えたハーフアップにしてまとめ、紫色のリボンで束ねている。強気さの滲み出るようなつり上がった赤い眼は長い睫毛で縁取られている。基本的に、凛とした真顔でいることが多い。理由がないなら笑わない。色白で手足が長く、スカートを少し長めにし、シャツの袖まくりなども一切せずに制服を身に付けている。ただし寒いときには、私物の黒いカーディガンを羽織ることがある。夏場でも黒いタイツや靴下を身に付けており、足を露出していることはまず無い。いつでも背筋を伸ばしているため、比較的に威圧感が大きいことも。

性格:口数が少なく物静かだが、表に出さないだけですぐ腹を立てるワガママな性質を持っている。例えば事が思い通りに進まないだとか、貰ったものが気に食わないだとか、嫌いな人間が近くにいるだとか、とにかく内側に怒りを溜めていく。これでも抑えている方で、ひとたび感情が爆発すればモンスター的なワガママさを発揮してしまう。よくもわるくも見た目通り、といったところ。思ったことをすぐ口に出してしまわないよう努力はしているけれど、ときたまポロリとこぼす一言は周りの人間を不穏な空気にさせてしまうことも。また、古い家柄の人間であるためか、表に出さないだけで、基本的に他人を見下している。

魔法について:セティネタルのそれはまさに呪い。あまりにも不気味な術である。相手の動きを封じたり、じわじわと締め付けたり、催眠術のようなことを行ったり、直接的な攻撃よりは行動への妨害を得意としている。もちろん魔力は非常に高いので、攻撃的な魔法も守備的な魔法も必要があれば使用することはできる。行動への妨害の他、毒のように長い間相手を苦しめるもの、瞬間移動など、機転の利くようなものも得意としている。虫なども出せるけれど、好きではないのであまり扱いたくないらしい。

備考:伝統的な魔族の家系であり、非常に高い魔力を持つ。しかし彼の家系には“男性は幼いうちに亡くなる“という言い伝えがあり、彼を溺愛する母親によって、女性の格好をしている。女性の格好というだけで別に女装趣味でもなんでもないし、男性であることを隠しているわけでもないが、身に付けてきた立ち居振舞いから、初見で男性だと見抜くことはほぼ不可能。声も高いが、話し方でなんとなく男性であると察することは可能。自分から性別を明かすことはない。
“死の神“を信仰している、という噂は絶えないし事実であるが、彼はそのことを問われてもなにも話さない。それについての沈黙が母親との約束であるらしい。
趣味はバドミントンで、なかなかの実力者である。ネット際ギリギリなどトリッキーな動きをするので、対戦相手によく嫌われる。
ぬいぐるみなどの可愛いものや、宝石などの綺麗なものも好きだけど、男だと知られたときに確実にバカにされるだろう、という思考から家族以外の誰にも言ったことはない。
虫は嫌いでもないけど決して好きではない。小さな羽虫は素直に嫌いである。蚊などが出ると結構慌てる。
食べたいものは、と問われると即座に温野菜と答えるなど、健康志向の面も持ち合わせている。強いて言うならキャベツが一番好き。
背が伸びるのを止めたくて牛乳を飲むことをやめたのに、相変わらず無駄に背が伸びるので困っている。
ベンゼル寮の監守を務めている。流石の立ち居振舞いで、プレッシャーをかけることはお手の物。それでも違反するような不届き者には厳しい処罰を行う。

一人称:私
二人称:お前、貴様
口調:〜かね、〜だがね、〜だ、等
「はじめまして、一応挨拶くらいは済ませておこうかね。私の名前はセティネタル・ヒプネット。貴様は？」
「その事を聞かれても、私が答えることはできないね」
「零れたミルクを嘆いても無駄だ。諺だ、そんなことも知らないのか」
「正直なところ、私は私のことを差別主義者だと思っている」
「カリスマ性に欠ける人間は嫌いだよ」
「それってつまり、貴様はやる気がないということかね？」
「私はそんなこと、とっくに知っていたのに」

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